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※この記事にはTVアニメ・原作漫画『ドラゴンボール』のネタバレが含まれます。ご注意ください。

※本記事はTVアニメ・原作漫画『ドラゴンボール』に関するライター個人の考察・見解に基づくものであり、公式の設定や見解とは異なる場合があります。

 天津飯の排球拳もジースのクラッシャーボールも「バレーボール技」です。この2人が戦場で組んでいたら、そんな視点で読み返すと思いのほか『ドラゴンボール』の世界が広がってきます。作中では実現しなかった夢の技コンビネーション、4パターンを考えてみました。

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◆笑いの息もぴったり? 排球拳×クラッシャーボール

 天津飯の排球拳とジースのクラッシャーボールは、ともにバレーボール要素の強い技です。2人が連携すれば、敵の死角を突く多角的な攻撃が可能になります。

 パターンは大きく2つ考えられます。まずクラッシャーボールをベースにしたコンビ。悟空には真正面からぶつけるだけではじかれてしまいましたが、天津飯がレシーブやトスでフォローしてジースに再びアタックさせれば、命中率は格段に上がるはずです。

 もう一方の排球拳ベースのパターンでは、相手をボールに見立ててダメージを与え続けます。悟空戦で天津飯が1人でこなしていたプレーを、ジースと分業すればクイックアタックなどのコンビネーション技も加わります。さらに地面に叩きつけた相手にクラッシャーボールで追い打ちをかける、という展開も想定できます。

 アニメで「特戦隊の赤いマグマ」と称したジースはバータと優れた連携を見せており、天津飯との呼吸合わせもさほど難しくないでしょう。

 加えて、この2人には「笑い」という共通点があります。天津飯は排球拳でおネェ言葉のバレー部員を演じながら明らかに笑いをねらっていました。ジースが属するギニュー特戦隊は、そのダサさが絶妙な決めポーズで知られるフリーザ軍のお笑い集団。ギニューの「かわいがってやるぞ」発言に対して「アタマをよしよしとなでたり、たかいたかいとかをするんじゃないぞ」と見事なボケを行ったジース。戦闘力だけでなく、お笑い枠でも最強コンビになれた可能性があります。

◆アニメのセルなら実現していた? 四身の拳×多重残像拳

 天津飯の四身の拳は自身を4体に分割する技です。これに多重残像拳が加わるととんでもない数の分身が生まれ、敵がその動きをとらえるのはほぼ不可能になるでしょう。

 ただし四身の拳にはパワーとスピードが4分の1になるという弱点があります。残像拳を重ねるだけのスピードを天津飯が保てたかは疑問ですが、セルであれば別の話です。

 原作では四身の拳を使うのは天津飯のみですが、アニメではピッコロが修行で分身を活用したり、クリリンがナッパ戦で3体に分身する場面がありました。セルゲームではセルが4体に分身し、しかもその能力は分割されずそのままという設定で、天津飯から「悔しいがセルは俺以上にあの技を自分のモノにしている」と評されています。

 セルは悟空の細胞を取り込んでいるため多重残像拳も使えるはず。この2つを組み合わせたセルが画面いっぱいに出現しながら、悟飯のかめはめ波をおちょくりつつかわすシーンは、実現していれば見応えがあったはずです。

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◆セルや魔人ブウに通じる? 瞬間移動×兔人参化

 魔人ブウは頭部の触角から光線を放ち、相手をお菓子などに変えてしまいます。しかし似た能力を持つキャラクターが『ドラゴンボール』にはすでに存在します。それが兔人参化です。

 悟空の瞬間移動と組み合わせれば、魔人ブウを逆に人参に変えることも夢ではありません。兔人参化は触れてしまうと悟空まで人参になるため、鎖でグルグル巻きにして運び、モーニングスターのように投げてぶつける必要があります。それでも瞬間移動で不意を突けば、セルや魔人ブウ相手でも当てられそうです。相手が避けずに防いだり弾き飛ばそうとした瞬間、人参にできるでしょう。

 ただし、実力差が大きすぎると特殊能力は効かないというのが『ドラゴンボール』の世界観です。コーヒーキャンディにされたベジットがその状態で強さを発揮したのも、能力差があったからこそです。『ドラゴンボール超』でヒットの「時飛ばし」がスーパーサイヤ人ゴッドの悟空に効かなかった際、ウイスが「戦闘力の差が大きすぎると効かない」と説明しているのも同様の理由でしょう。兔人参化が魔人ブウに通じるかは、このルールに左右されそうです。

◆『進撃の巨人』の地ならし級? 爆力魔波×クンッ

 ピッコロ大魔王の爆力魔波は大都市キングキャッスルを跡形もなく消し飛ばしました。ナッパが地球に降り立った際に繰り出した技(通称「クンッ」)も東の都を壊滅させています。この2人が連携すれば、『進撃の巨人』の地ならしのように地球を更地にしていくことも可能でしょう。

 ともに悪役としての存在感が際立っており、『ドラゴンボール』屈指のヒールコンビになれた可能性があります。現在の戦闘力としては両者とも高くはありませんが、地球規模の恐怖を与えるには十分です。

 ピッコロ大魔王にはさらに爆裂魔光砲という技もあります。ピッコロ記念日に地区を一つずつ消し去るために用意していた技ですから、都市を吹き飛ばすほどの威力は間違いありません。

 一方、エネルギー充填に時間がかかるうえ連発すると威力が落ちるという弱点があるピッコロ大魔王に対し、ナッパのクンッはタメ不要で連発も利きます。戦力面でみれば、コンビ内での立場はナッパのほうが上になるかもしれません。ベジータの下でずっと下っ端扱いだったナッパがピッコロ大魔王にマウントを取る光景は、ちょっとした見ものです。

 

 ──原作における合体技はフュージョンや親子かめはめ波など数が限られています。その分、アニメやゲームにはオリジナルのコンビネーション技が多く登場しています。そうした「もしも」の視点を持ちながらあらためて作品を見つめ直すと、また違う楽しみ方が生まれてくるかもしれません。

〈文/最上明夫〉

 

※サムネイル画像:Amazonより 『「DRAGON BALL 完全版」第9巻(出版社:集英社)』

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