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TVアニメ『アストロノート』

画像引用元:Amazon.co.jpより

 GWが明けて、本人に代わり退職の連絡をしてくれる退職代行への依頼が増えているニュースが話題になっています。退職代行は職場の人と顔を合わせずに退職できるため、上司と顔を合わせづらい人にとっては嬉しいサービスです。

 しかし、突発的に依頼してしまうと、その後の転職先が見つからず生活が苦しくなってしまう人もいます。特に30代の転職は企業が求めるものが20代の頃と異なるため、若い頃のやり方のまま転職先を探してもうまくいかないでしょう。

 TVアニメ『怪獣8号』の日比野カフカが防衛隊を目指す姿には、30代の転職を成功させるヒントが隠されています。カフカのどんな姿が参考になるのか、彼の姿を振り返っていきましょう。

◆役に立てるスキルをアピールする

 30代の転職者には即戦力が求められるため、役に立てることをプレゼンテーションすることが大切です。

 一般的に30代は20代と比べてキャリアを積んできていることから、企業側から即戦力が求められます。具体的には、実務で培った経験や知識、チームをまとめ上げるマネジメント力が求められるでしょう。30代の転職では、企業側から求められていることを正しく理解し、応えることが大切です。

 たとえば、カフカも防衛隊の入隊試験では、怪獣専門清掃業で培った経験を活かしてアピールをしていました。

 カフカは仕事でさまざまな怪獣を解体してきたことで、怪獣の体の構造や弱点を把握しています。入隊試験では周りよりも資質が劣るなか、その知識を活かして弱点をついたり味方に的確なアドバイスをしていたりしました。

 その結果、試験には落ちたものの、カフカはこの活躍が認められて候補生となり、念願の防衛隊の夢へ一歩を踏み出します。

 カフカが候補生になったのは別の思惑もありますが、彼の仕事で培ってきた知識や経験がなければ、候補生になれていなかったかもしれません。

 このように即戦力になることをアピールするためには、なるべく経験がある職へ応募するのがよいでしょう。

 しかし、もし、未経験の業種へ転職したいなら、自分が保有しているスキルのなかから汎用性があるスキルをピックアップして、役立てることをアピールしましょう。

 具体的には、営業や販売経験があるなら対人スキル、事務ならパソコンスキルなどがよいです。このような汎用性のあるスキルはどの業種でも役立つので、日頃からスキルを磨いておきましょう。

◆人脈で転職先を探す

 もし、転職サイトで見つからなければ、これまで培ってきた人脈で探すのもひとつの手です。

 転職は教育のしやすさや給料額から30代より20代のほうが有利といわれています。転職サイトや転職エージェントによっては20代も多く使うため、30代だとなかなか転職が決まらないことがあるでしょう。その場合は、これまで培ってきた人脈で探すと転職先が決まることがあります。

 作中でのカフカはコネで候補生になれたわけではありませんが、入隊試験のときに同僚の市川レノが協力してくれていました。レノもカフカと一緒に入隊試験を受けており、本来ならライバルのハズ。しかし、カフカは人柄の良さでレノといい関係を築き、入隊試験のときには協力し合っていました。カフカの人柄の良さが人を惹きつけて人脈を作り、その人脈がカフカを助けているといえるでしょう。

 筆者の知り合いにも40代の転職にもかかわらず、人脈で前職より給料や環境のいい場所へ就職できた人がいます。その人は地元でスポーツクラブに入っており、同じクラブに入っていた会社経営者の人と友人になって、その人の会社へ転職しました。またほかにも、50代を過ぎた人でも昔の同僚に誘われて転職し、給料が上がった人もいます。

 社会人になると、新しい人脈を作ることは難しいかもしれません。しかし、思わぬ幸運が訪れることがあるので、趣味のサークルに入ったり新しく習い事を始めたりして、人と関わる機会を増やして人脈を広げるようにしましょう。

 もし、仕事が忙しくて新しく物事を始められない場合は、今ある人脈を大切にしてください。今ある縁から思わぬ人脈が広がり、転職先を紹介してくれることもあります。

◆条件を妥協しない

 転職活動がうまくいかないと、自分を否定されているような気分になり、誰しも落ち込んでしまうもの。さらに、転職先を決める前に仕事を辞めてしまった人は、転職先が決まらないと経済的にも苦しくなります。

 しかし、必要以上に転職先の条件を妥協してしまうと、以前の職場よりも環境が悪化したり給料が低くなったりするおそれがあるでしょう。

 作中のカフカは入隊試験のときに諦めない大切さを教えてくれました。彼は入隊試験のときに大怪我を負い、試験官の保科からリタイアするようにすすめられます。

 カフカは「諦めるしかないのか」と一度は諦めかけますが、「諦めるかどうかを決めるのは俺自身だ」と思い直し、諦めずに試験を続行しました。もし、カフカが諦めてリタイアを選択していれば、候補生になることもなく防衛隊への道は完全に絶たれていたでしょう。

 転職活動ではすべての条件に合うような企業はなかなかなく、妥協せざるを得ない場面があるかもしれません。しかし、必ずしも妥協してはいけないラインがあります。

 筆者の知り合いでも転職した際に給料を妥協したばかりに、転職したばかりなのに次の転職を考えている人がいました。在籍が短い職歴が増えると、企業からもいい印象はありません。自分にとって譲れない条件を明確化し、転職を成功させるためにも妥協せずに続けましょう。

 

 ──『怪獣8号』は32歳の主人公が諦めた夢をもう一度追うという設定から、同じ年代の人は彼の姿から学ぶものがあります。30代の転職におけるアプローチや心構えを彼から学ぶと、転職活動がうまくいくかもしれません。

〈文/林星来 @seira_hayashi

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《林星来》
フリーライターとして活動中。子供の頃から培ってきたアニメ知識を活かして、話題のアニメを中心に執筆。アニメ以外のジャンルでは、葬儀・遺品整理・金融・恋愛などの記事もさまざまなメディアで執筆しています。

 

※サムネイル画像:Amazonより


怪獣8号|アニメ公式サイト
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