「バケモンにはバケモンをぶつけるんだよ!」
これは映画『貞子vs伽倻子』の有名なセリフですが、それを地で行くようなTVアニメが現在放送中です。それがTVアニメ『ダークギャザリング』です。
7月から放送が始まった本作ですが、実は秋から本格的に物語が進んで盛り上がってきています。
今、『ダークギャザリング』で何が起きているのでしょうか。
◆TVアニメ『ダークギャザリング』はこれからが本番?
TVアニメ『ダークギャザリング』は、この秋から物語が大きく動き出しています。
『ダークギャザリング』がどんな作品かを端的に説明すると、主人公たちが心霊スポットを巡って幽霊たちを仲間にして、より強い幽霊と戦いにいくという、さながらポケモンのようなシステムのダークファンタジーアニメーションです。
実際、主人公が強力な悪霊を手に入れる場面では、ポケモンでもおなじみの「ゲットだぜ」のフレーズが飛び出しているのが面白いところです。
主人公は、強い霊媒体質の大学一年生・螢多朗と、幼い頃に交通事故で両親を亡くしている同じく霊媒体質の小学生の女の子・夜宵。夜宵の母親の魂を連れ去ったとされる悪霊を探して、主人公たちが心霊スポットを巡っていきます。
7月の放送開始当初はこれらの設定や世界観を紹介しつつ、心霊スポットを巡るという展開が続いていたのですが、転機が訪れたのは第9話「漬神」。このエピソードでは、これまでの霊よりもさらに強力な“神”と呼ばれる存在が主人公たちの前に現れ、夜宵はその神に宣戦布告をします。
螢多朗と夜宵の絆も深まり、ここから本格的に心霊スポットを巡って強力な霊の軍団を作らなければいけないという具体的な目的が語られ、『ダークギャザリング』という作品が大きく動き出したことを感じさせる展開を迎えました。