大人気乙女ゲーム『DIABOLIK LOVERS』シリーズを第1作からプレイしたことのある筆者は、とても細かいことではあるのですが、あることが気になっています。それは、攻略対象キャラのひとりであり、看板キャラでもある逆巻アヤトくんの発言に関することです。
というのも、彼の発言って独特なんですよね。たとえば、
「ククッ、ナニやってんの、オマエ?」
「放してだぁ? 餌がナニ言っちゃってんの?」
「ナニがひどいんだよ? オレは食事しただけだぜ?」
「ナニって、寝んだろーが。」
「ククッ、オマエ顔赤いぜ? ナーニ今更照れてんだよ?」
「チッ、ナーニカマトトぶってんだよ。」
「ククッ、オマエが言ったんだろ? ソウジしろって。」
「ほら、ドコキレーにして欲しい? 言ってみろよ。」
といった具合に。
そうなんです。彼は発言のところどころになぜかカタカナを使用してきます。特に、「何」ではなく「ナニ」とわざわざカタカナを使っているのは何か意味があるのでしょうか? なぜ、「何やってんの」ではなく「ナニやってんの」という表現なのでしょうか? 今回はその件について考えてみました。
【考えられる理由その1】「何」という漢字を知らないから。
まずひとつめの考えられる理由は、「アヤトくん自身が、“何”という漢字を知らないから」というのはどうでしょうか。彼は勉強嫌いゆえに学校での授業の成績がいつも赤点スレスレらしいので、これはありえるかもしれません。
しかし、この理由が本当だとすると、「何」という漢字を知らないわりには「余韻」という難しい言葉を知っていますね。
【考えられる理由その2】実はまだあまり日本語慣れしていないから。
2つ目の考えられる理由は、「実はまだあまり日本語慣れしていないから」というのはどうでしょう。日本語は、ひらがなカタカナのほかに漢字もありますから、覚えるのが大変ですよね。
しかし、もし本当にヴァンパイアであるアヤトくんが日本語慣れしていないのであれば、ほかの兄弟たちの中にも日本語慣れしていないキャラがいてもおかしくないですが……。見たところ、ほかの兄弟たちは日本語に不自由している様子はないので、この確率は低いでしょう。
【考えられる理由その3】下ネタ的理由で意図的にカタカナを使用している。
3つ目の考えられる理由は、アヤトくんが「下ネタ的理由で意図的にカタカナを使用している」です。どうやら、世間では男性器や自慰行為のことを「ナニ」と表現する場合があるようですから。
もしこの理由が本当だとすると、先ほど挙げた「ナニって、寝んだろーが。」というアヤトくんの発言は、とっても意味深なものになりますね。
――いかがでしたでしょうか。今回は3つのパターンを考えてみましたが、真相はいったいどうなっていることやら。それがいつかはっきりする日が来ればすっきりしますね。
(Edit&Text/harupon)
「DIABOLIK LOVERS DARK FATE」公式サイト
©2014 Rejet / IDEA FACTORY