「映画はできれば映画館で観たい派」っていると思うのですが、私もそんな一人。

いずれすぐにビデオレンタルでリリースされることが分かっていても、わざわざ映画館に足を運んでしまうものです。

そんな私が今観たい! と思っている映画が一作品あります。

2018年2月17日より公開をスタートした『絵文字の国のジーン』です。

絵文字の国のジーン
画像引用元:絵文字の国のジーン [Blu-ray]販売元:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

『絵文字の国のジーン』とはどんな映画?

2017年に海外で公開された3DCGアニメーション映画が『絵文字の国のジーン』です。

原題は『THE EMOJI MOVIE』。同じく3DCGアニメーション作品の『モンスター・ホテル』『スマーフ』などを世に送り出してきたソニー・ピクチャーズアニメーションの最新作です。

監督を務めるのは『リロ&スティッチ2』などでも監督を務めたことのあるトニー・レオンディス氏です。

人間の男の子が持つスマートフォンの中を舞台に、ふーん顔担当の絵文字ジーンや、掌型の絵文字のハイタッチが様々なアプリの中を冒険する物語となっています。

『絵文字の国のジーン』は海外では不評!?

そんな『絵文字の国のジーン』、海外ではイマイチな評価を受けていたことでも話題になった作品です。

映画評論家のレビュー評価が見られることでも有名な海外サイトRotten Tomatoesを始め、Entertainment WEEKLYの発表した2017年のワースト映画ランキング、さらには最低な映画を決めることでも有名な第38回ゴールデンラズベリー賞ことラジー賞にもノミネートされるなど、多数のメディアで散々な評価を受けています。

この不評の理由は様々で、既存の映画に類似しているといった指摘や、あまりにも実在の商品やアプリがフィーチャーされすぎて広告的だといった意見があります。

その一方で、実は意外と面白いという声もあるのも見逃せないところ

絵文字の立場になって、ゲームアプリやメールアプリ、動画アプリの中を巡る旅は、ユニークな演出も相まって非常に楽しいものとなっています。

劇中に登場するアプリを実際に利用しているような人や、スマートフォンを日常的に活用している人には、思わず笑ってしまうようなシーンも用意されています。

『絵文字の国のジーン』の日本での上映態勢は特殊だった!

なんて紹介をしているので、もう観たことあるみたいな言い方になっていますが、まさにその通り。

海外では上映しているということもあって、例によって中国語版をワタクシ、すでに鑑賞しています。

中国はアプリの流行も独特なので、劇中に登場するアプリがしっかり中国の主流のものに変更されているなど、ローカライズが徹底されていたのが印象的でした。

そんな体験もあるので、もしかして日本版でも日本向けな演出の調整が施されていたりするのかな? と期待もあって、今回の日本上映でも再び本作を観たいと思っています。

すが、ここで一点大きな問題が発生しました。

なんと近隣の映画館で『絵文字の国のジーン』が上映されていないのです!

それもそのはず、今回『絵文字の国のジーン』はユナイテッド・シネマ系列という特定のシネコンでしか上映が実施されていないのです。

このユナイテッド・シネマさんが近隣にないと、いくら周りに映画館がたくさんあっても、映画館で『絵文字の国のジーン』は観ることができないわけです。

このユナイテッド・シネマさんって全国展開もしている大きめなシネコンなんですが、私の住む大阪“市内”にないというのはちょっと驚きです。

私は大都市育ちではなかったので、大阪に来れば“地元では上映されないから観れない”みたいな問題にぶつかることはないだろうと思っていたのですが、全然そうでもなかったのですね。

そのせいで今回『絵文字の国のジーン』を観るために遠めの映画館に行かなければいけないという状況には戸惑いを感じています。

 

――幸い『絵文字の国のジーン』は上映と同時にデジタル配信をスタートしているので、遠くの映画館まで行く交通費や時間を含めたら、デジタル配信されているのを見てしまうほうが安上がりだし、時間的も有意義に使えます。

残る問題は私の中にある映画はできれば映画館で観たいという気持ちとどう折り合いをつけるかなんですが、公開開始から一週間、まだ悩んでいます。世の中にはそういうことで悩んでいる生き物も居るんですね。平和ですね。

(Edit&Text/ネジムラ89)


映画『絵文字の国のジーン』オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ
© 2017 Sony Pictures Animation Inc.

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