2020年6月27日(土)より公開を予定していた、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』ですが、数週間ほど前に公開の延期が発表されてしまいました。月並みの感想にはなってしまいますが、楽しみにしていたのに残念ですよね。

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 ただ、この悲しいニュースと一緒に嬉しいニュースも一緒に発表されていたことをみなさんご存知でしょうか。

 エヴァンゲリオン公式アプリ「EVA-EXTRA」とYoutubeでの『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』『破』『Q』の無料配信が期間限定で実施されるというニュースです。中でも注目だったのはエヴァンゲリオン公式アプリ「EVA-EXTRA」での配信。こちらの配信では、本編だけに限らず撮り下ろしのオーディオコメンタリーも一緒に配信されていました。

 残念ながら、2020年4月30日に時点で配信は終了してしまい、現在は聞くことができないのですが、一体どんな内容だったのかを簡単に紹介します。

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「EVA-EXTRA」限定オーディオコメンタリーはこんな内容だった!

 エヴァンゲリオン公式アプリ「EVA-EXTRA」で配信されたオーディオコメンタリーの参加者は以下の3名と毎回スペシャルゲストが、参加されていました。

  • 小さい人(島居理恵)さん
  • (株)カラー 2号機(@khara_inc2)さん
  • 神村靖宏(株式会社グランドワークス代表)さん

 各回のスペシャルゲストは以下の3名。

  • 序回・高橋洋子さん
  • 破回・緒方恵美さん
  • Q回・石森大貴さん(ゲヒルン株式会社取締役社長・特務機関NERV  @UN_NERV のアカウントの中の人)

 『Q』の回には、途中から高橋洋子さんも参加していました。

 収録はみなさんの自宅からリモートで実施していたようで、収録中に2号機さんの家のチャイムが鳴ったり、ゆるい雰囲気のオーディオコメンタリーとなっていました。とはいえ、基本的には映像を見ながら作中の裏話などを話してくれていて、聞き応えはバッチリ。2号機さんも当時は制作進行として『序』『破』『Q』に参加されており、当時の様子などを話してくれました。

 中には、表に出せない内容も話しており、その間は「魂のルフラン」が流れるという独特のオフレコ演出が用意されていました。

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エヴァンゲリオンが光り始めたのは『序』から

 具体的に話されていた内容の一部を紹介します。

 『序』にて第4の使徒との戦いの際に語られていたのですが、実はエヴァンゲリオン初号機の機体が暗闇で光るようになりだしたのは『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』だったそうです。確かに、黒いシルエットに黄緑色で発光する姿が印象的でした。ただし、実は『序』以前から山下いくとさん*のデザインとしては、この発光する仕組みは構想されていたらしく、TVシリーズはセルアニメで制作されていたため、光ったところを動かすのが難しく、色パカ*が怖くて、このカラーリングはできないという判断に至ったそうです。

*山下いくと=『新世紀エヴァンゲリオン』のメカニックデザイン担当
*色パカ=映写するときに、セルの色が不均一なせいで、動画にした時に点滅するように見えてしまう現象

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実はTV放送された劇場版も別バージョンだった?

 色味についてもう一点興味深い話をしてくれていました。

 『金曜ロードSHOW!』などで何度かTV放送を果たしている新劇場版シリーズですが、ミサイルの着弾シーンなどの点滅するシーンは、テレビ放送の規定により、画面を甘くしないといけないということで、色の調整が入ってしまうのだそうです(俗にいう“ポケモンショック”の対策)。

 なのでTV放送される本編は、実はTV放送のために調整されたバージョンで、本来の劇場版の状態ではないそうです。本来の姿に一番近いのはBlu-rayなのだとか。グランドワークスの神村さんも、「高い解像度ほど迫力は倍増する」と述べており、やはり本来の作り手側が想定している形で作品を楽しむとなると、TV放送でもなく、スマートフォンでもなく、映画館の大スクリーンで観るに越したことはないということなのでしょう。

 最近は、映画『泣きたい私は猫をかぶる』が劇場公開を断念し、Netflixでの配信に移行するなんてニュースも流れましたが、こんな話を聞くと、やはり『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は映画館の大きなスクリーンで観たいという気持ちになりますよね。1日も早く、映画館に活気が溢れ、劇場で『シン・エヴァンゲリオン劇場版』を観る日が来てくれることを祈っています。

(Edit&Text/ネジムラ89)

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