◆主人公が処刑されるという衝撃作!──『閃光のハサウェイ』

画像引用元:Amazon.co.jpより

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 腐敗した地球連邦軍とテロ組織、マフティー・ナビーユ・エリンの戦いを描いた『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』では、主人公のハサウェイ・ノアが処刑されるという衝撃的な終わり方をします。

 ハサウェイは、ブライト・ノアの息子であったので、このラストを知っている人は心が痛んだハズです。

 ハサウェイは腐敗した地球連邦軍の高官が地球を私物化させて「人狩り」を行なっていることを知り、反地球連邦組織「マフティー・ナビーユ・エリン」へ参加します。

 彼は組織のリーダーとして地球連邦軍の大佐、ケネス・スレッグと戦い、激闘の末に敗北。全身に大やけどと打撲を負った状態で捕縛され、処刑されてしまうのです。

 父親のブライトは一連の真相を知らず、報道で初めて自分の息子がテロ組織のリーダーであり処刑されたことを知ります。

 そのうえ、実際はケネスが処刑したにも関わらず、ブライトが自分の息子を処刑したと報じられてしまいました。

 この結末を知ったファンからは、「鬱エンドが辛い」「ガンダムの中でもトップクラスの鬱エンド」といわれることに。

 しかし、作中ではブライトの心境は語られず、彼のガンダム作品への登場はこれが最後となりました。

 ガンダム作品に登場し、活躍したブライトを待ち受けていたのがこの悲劇というのは、長年、彼に親しみを持っていた『ガンダム』ファンは、心が締めつけられるような思いをしたのではないでしょうか──。

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