「師叔(スース)! 『封神演義』のアニメがまたやるっスよ!」
そんな四不象(スープー)の歓喜の声が聞こえてきそうな再アニメ化ですよね。
『おそ松さん』、『血界戦線』、『鬼灯の冷徹』、『銀魂』……と、女性に人気のアニメ続編が集中した前クール。その興奮が冷め止まぬうちに、元祖オタク女子アニメと名高い? 『封神演義』が、2018年1月12日から放送開始です。
新年あけましておめでとうございます。
いよいよ1月12日(金)より放送開始です! 放送に先駆けて新キービジュアルを公開!
放送局、放送時間など詳細はこちら→https://t.co/O5Pd7Xy7fG#hoshinengi_tv pic.twitter.com/PQBzbB7Wjw— TVアニメ「覇穹 封神演義」 (@hoshinengi_tv) 2018年1月1日
そこで本記事では、「『封神演義』のストーリー」、「制作スタッフ」、「キャラクターの魅力」の3つをご紹介。
少年ジャンプ原作の正統派バトルものなので、男子だってモチロン楽しめますよ♪ アニメ女子も男子もこれを読んで、『覇穹 封神演義』の放送開始に備えるっス!
『封神演義』ってこんな作品
「聞いたことはあるけど、漢字は多いし中国の話だし、取っつきにくいかな」そんなあなたはもったいないです! ここでは、どなたでもきっと熱くなれる、『封神演義』の楽しみ方をレクチャーしていきます。
『封神演義』は、1996~2000年の間、週刊少年ジャンプで連載されていた、藤崎竜氏の大人気作品です。元々は中国の古典怪奇小説ですが、コメディー要素や改変点をふんだんに盛り込み、誰でも気軽に楽しめるエンタメ作品に仕上がっています。
実は、過去に一度アニメ化(1999年)をしています。そして連載終了から20年近くたった今でも衰えない人気の声に、再びアニメ化が決定しました。
では、その『封神演義』ですが、どんな内容の物語なのでしょう?
本作は、3000年前の古代中国の話です。
殷(いん)という王朝が隆盛を極めていた時代、殷の皇帝、紂王(ちゅうおう)を妲己(だっき)という悪い仙女が、術で誘惑。正気を失った紂王とともに悪政を続け、国を大混乱に陥れます。
国民の貧しさに拍車をかけ、毎日豪遊を繰り返す妲己。その悪行を見かねた仙人界では、教主、元始天尊(げんしてんそん)が弟子の太公望(たいこうぼう)に妲己の計画阻止を命令。紂王を退け、新しい王朝を作る「封神計画」の実行を目指すのでした。
『封神演義』の概要は分かりましたでしょうか。それでは次に、『覇穹 封神演義』の制作スタッフを見ていきましょう。
制作会社と主要キャストは?
アニメファンなら、やはり気になるのが制作会社や主要キャスト。こちらもカンタンですが、ご紹介していきます。
◆アニメーション制作はC-Station
元々は制作協力がメインでしたが、2014年からは元請け制作も行うようになりました。過去作品は『星刻の竜騎士』、『スタミュ~高校星歌劇~』など。今期は『覇穹 封神演義』と並行で、『ゆるキャン△』も手がけて、今勢いに乗っている制作会社で期待が持てます。
◆主人公・太公望役は小野賢章さん
本作の主人公です。仲間に呆れられるほどのうつけ者を装っていますが、仙人界随一の頭脳を持つ策士。足りない力は頭で補います。CVは小野賢章さん。『黒子のバスケ』の黒子テツヤ、『文豪ストレイドッグス』の芥川龍之介などを演じ、ソロアーティストとしても活躍中の人気声優です。
◆四不象(スープーシャン)役は櫻井孝宏さん
太公望の相棒のカバ(霊獣)で、太公望の良き理解者(ツッコミ役)として、『封神演義』に欠かせない人気マスコットです。
CVは櫻井孝宏さん。『おそ松さん』のおそ松、『物語シリーズ』の忍野メメなどを演じた、こちらも引っ張りだこの人気声優です。
他にも、日笠陽子さん、中村悠一さん、古川慎さんなど、実力派の人気声優が脇を固めています。