LINKL PLANET

<左から、宮﨑菜々さん、安藤玲菜さん、荒井芽依さん、天川れみさん、石田悠佳さん、石川恵里加さん、大音奏依さん>

 PLAMO GIRLS PROJECTのもと結成された、プラモデルと世界をつなぐアイドルグループ、LINKL PLANET(リンクルプラネット)に密着したドキュメンタリー映画『P -DOCUMENTARY OF PLAMO IDOL-』の公開が6月7日から始まった。その初日舞台挨拶付き上映会が同日に行われ、LINKL PLANETの天川れみさん、荒井芽依さん、安藤玲菜さん、石川恵里加さん、石田悠佳さん、大音奏依さん、宮﨑菜々さんが登壇した。

安藤玲菜

<安藤玲菜さん>

 安藤さんは映画化されたことに対して

「びっくりしたというのが正直な感想でオーディションのときから、1期生や2期生の子のときもカメラが回っていたので『このカメラなんだろう?』ていうくらいあちらこちらにカメラが散らばっていたから、『これ何使われるんだろう』って思ったらこの映画でした」

 とコメント。

石川恵里加

<石川恵里加さん>

 また石川さんは、

「私も映画化されることをまったく想像していなくて、初期から本当にLINKL PLANETになる前から密着してたので1回YouTubeで公開されだけで終わりかと思ったんですけど、終わってからもカメラがいるのでまた何か第2弾でYouTubeで出すのかな? と思いましたけど映画で使われることになったので、映画の公開まですごく楽しみでした」

 と輝かしい表情で語る。

荒井芽依

<荒井芽依さん>

 この映画は彼女たちの2ndライブまでの道のりが記録されているが、ファンに見せていない姿も収録されているという。そのことに対して荒井さんは

「ライブ以外で見せる姿って配信とかそういう何か特典会でちょっとおしゃべりしたりとかしか多分見せたことがないので、それが見られてちょっとびっくりするんですけど、きっと皆さん見たことない姿だと思うのでちょっと恥ずかしいですね」

 と照れながら話し、

「恥ずかしいから全部愛してください! って感じです」

 とにっこり。

天川れみ

<天川れみさん>

 天川さんは、

「メンバーそれぞれで撮ってるのでメンバーがそれぞれ何と言っているのか分からないのですが、予告を見て自分たちメンバーが思ってることとかを感じ取れたし、ドキュメンタリー映画って聞いていたけどどんな映画になるのかまだ分からないじゃないですか。だからそれもあってまだドキドキもありつつメンバーの普段見れない面っていうか、素顔って言うんですか本当に密着……ずっとカメラマンさんがいたので起こった出来事に率直な感想になるというか、ライブがあってイベントがあったりミッション達成できたとか発表がいろいろあったとか、それこそれみたちの率直な言葉だったり気持ちが見れるんじゃないかなと思いました」

 と胸のうちを明かした。

大音奏依

<大音奏依さん>

 また劇中ではメンバーの地元の友達のインタビューも見られるというが、大音さんは地元の滋賀県に帰ったときのことを振り返り、

「私ちょうど滋賀で凱旋ライブをすることができて、お世話になった方にも会いに行けて成長した姿を見せられたなって思ってるんですけど、そこらへんがおそらく映画のほうでも流れるかもしれないので、高校生のときだった自分と今の自分とを見比べてみようかなと個人的に思ってたりします」

 としみじみした雰囲気で話した。

宮﨑菜々

<宮﨑菜々さん>

 そして宮﨑さんは、

「私も広島に帰ったんですけど、広島に住んでいたときアクターズスクールに通っていたんですけど、そこの先生にお話してもらったり、あとは高校時代の親友に会いに行ったんですけど、本当にドキドキして楽しみでした」

 このように故郷に帰ったときのことを語っていた。

 LINKL PLANETはデビューから2年が経つが、石川さんは、

「この2年間、いろんな新しいことを経験してきて毎回新鮮ですごく楽しかったなって思っていたら2年があっという間でした。始まった頃はこんなに続けてると思ってないかったので、こんなに長い間アイドルを続けてるんだっていう自分にちょっと感心してます」

 この2年間について振り返っていた。

 一方、安藤さんは

「さっき恵里加が言ったように、2年間本当にあっという間だったんですけど長かったようにも感じました。個人的にも成長できたし、グループとしてもみんなめっちゃ成長できたからこのドキュメンタリーで自分たちの成長過程とかもきっとあると思うので、それをすごく見るのが楽しみだと思っています」

 とコメント。そして

「ファンの皆さんも、この映画を見てすごい私たちの成長を感じ取ってくれるだろうから、もっと玲菜たちのことを好きになってくれると思います」

 と続けた。

 また荒井さんは、2年間で変わったことに対して

「大きな変化っていうよりは、もともとプラモデルを作る側なので最近X(旧Twitter)に投稿した動画だったりプラモに関する『ここいいよね』みたいな、こそっとポイントみたいなものをみんなで共有するのは多分変わってないと思います。でも、やっぱ2年間いうのがあってLINKL PLANETもめっちゃ広まったと思うし、それでその共有をもっといろんな人にできるようになったのが変化かもしれない」

 と語っていた。

石田悠佳

<石田悠佳さん>

 LINKL PLANETは全国ツアーや『人生下剋上オーディション』(テレビ東京)を控えているが、そのことについて石田さんは

「『人生下克上オーディション』が行われるのが私たちにとってやっぱりLINKL PLANETの存在を一度ちょっと守れなかったのかなって思ってたんですけど、でも全国ツアーもこれからなので『絶対8人で生き残ってやるぞ!』っていう、今度こそLINKL PLANETを守ってやるぞっていう気合があります!」

 このように強く意気込んでいた。

〈取材・文・撮影/水野ウバ高輝〉

◆映画情報

▼公開情報

  • 東京:6月7日(金)〜6月13日(木)池袋HUMAXシネマズ
  • 大阪:6月22日(土)23日(日)テアトル梅田
  • 名古屋:7月6日(土)7日(日)ミッドランドスクエア シネマ

▼監督

川滝悟司

▼制作年

2024年

▼制作国

日本

▼上映時間

90分

▼この記事を書いた記者

《水野ウバ高輝》

Web/雑誌編集者・ライター、ロックバンド・RunKillYouの元ギタリスト。メンズファッション雑誌『411(フォー・ダブワン)』編集部(外部編集者)を経て、『週刊SPA!』のWeb版『日刊SPA!』など複数のメディアにライターとして記事を寄稿。中島らも、西原理恵子、大森靖子、戸川純に傾倒し、暗黒の20代を過ごす。共著に『超解読 ジョジョリオン 杜王町の奇妙な考察』(出版社:三才ブックス)がある。

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