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’16年は名作映画が数多く生まれた一方で、上映を果たすことができなかった作品があったことも忘れてはいけません!

’16年10月29日にある映画の上映予定が急遽中止になってしまいました。

その映画こそ、あの名作アイアン・ジャイアント』です。

本作は1999年にアメリカ/2000年に日本で劇場上映された映画であり、この度、リマスターに加え予算の都合でお蔵入りとなったシーンを追加した“シグネチャー・エディション”として上映が予定されていました。

それが公開を目前に、諸般の事情により公開が中止と発表!

いったい、『アイアン・ジャイアント』に何があったのでしょうか??

アイアン・ジャイアント

画像引用元:The Iron Giant: Signature Edition (BD) [Blu-ray]販売元: WarnerBrothers

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『アイアン・ジャイアント』とは??

『アイアン・ジャイアント』は前述の通り1999年にアメリカで劇場公開(日本では翌2000年に公開)されたアニメ映画。

ルーニートゥーンズ(バックスバニーとかトゥイーティーとかの)でお馴染みのワーナー・ブラザーズの配給にて公開されました。

この映画は、自身の目的がわからない巨大ロボット“アイアン・ジャイアント”が、郊外で生活する少年と出会うSFジュブナイル作品。

アイアン・ジャイアントは少年との交流で優しさや命の大切さを学び、後々自身が残酷な目的の為に生まれたことを知るものの、その運命に少年と共に立ち向かっていく……という大人も胸を熱くできるステキな物語です。

監督はブラッド・バード”氏。

Bradbird

『レミーのおいしいレストラン』で、第80回アカデミー賞(発表/授賞式’08年2月24日)長編アニメーション映画賞を始め計5分野で授賞し、オスカー像を贈呈されたブラッド・バード氏。
【画像引用元】 Wikimedia Commons
https://commons.wikimedia.org/wiki/Main_Page ©By Kelli Townley from San Francisco (Cropped from yay ratatouille!!) [CC BY-SA 2.0], via Wikimedia Commons

『アイアン・ジャイアント』は日米共に公開規模や興行結果などは決して高いとはいえない状態に終わりましたが、口コミや後の映画賞などで高評価を獲得。ブラッド・バード氏が大きく名前を知られるきっかけの作品となりました。

本作の後、監督は『Mr.インクレディブル』や『レミーのおいしいレストラン』などのアニメ作品に、最近では『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』や『トゥモローランド』などの実写作品も手がけるに至っております。

シグネチャー・エディション登場

『アイアン・ジャイアント』が公開から15年以上を経た’15年に、北米にて追加シーンとリマスターを施した新バージョンでの上映が行われることになりました。それが冒頭で述べた「

『アイアン・ジャイアント シグネチャー・エディション』です。

このバージョンでは、上映当時の状態に、予算の都合でお蔵入りになったと言われる2シーンが追加されたモノ。

現在は未亡人となっている主人公の母親と、本作のキーキャラクターでもある芸術家の恋の芽生えが描かれたシーンと、アイアン・ジャイアントの見た夢がシグナルとなりテレビの映像となって反映されるシーンの2つです。

いずれも、やむなく上映当時は外されたシーンというわけで、DVDのボーナス特典などで存在は明かされていましたが、改めて本編に追加されることとなりました。今回のバージョンで追加するためにスタッフを再集結させたというのだから、素材があったから加えただけの“ゲスなバージョン商法”とはわけが違います。

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シグネチャー・エディション上映中止事件

そんなシグネチャー・エディションが、翌’16年、日本公開を実施するというニュースとして飛び込んできます。

今年8月、『アイアン・ジャイアント シグネチャー・エディション』を10月29日より全国公開すると発表したのです。また、劇場限定でポスターやポストカードの特典が付く新たなBlu-rayのスペシャルセットも販売するということで、日本版のポスターに大きく書かれた「魂は死なない」の文字のごとく、本作は日本でも復活を遂げようとしたわけです。

しかし、このキャッチフレーズは最終的に別の印象を与える言葉となってしまいます。

公開を目前とした10月21日、ワーナーブラザーズは、諸般の事情により、『アイアン・ジャイアント シグネチャー・エディション』の上映を中止にすると発表したのです。

えて、劇場で販売を予定していたスペシャル・セットの販売も同じく中止を発表します。突如企画のほとんどがナシになってしまい、唯一、特別な特典のない通常のBlu-rayセットが年末に発売されるのみとなってしまったのです。

熱いメッセージだったはずのキャッチフレーズは、すっかり悲しいメッセージに移り変わってしまいました……。

そんな悲報への反響もあってか、直後の11月4日、発売自体を中止していたポスターやポストカード付きの劇場限定販売を予定していたスペシャル・セットだけは、1000セットの数量限定かつ、Amazon.co.jp限定という形で販売されることが発表されます。

なんとか、魂だけでなく、限定特典付きスペシャル・セットも死なずに済んだのでした。

スペシャル・セットの販売がスタート

映画館の大画面で本作を見られる機会が日本でなかったのは非常に残念な話ですが、そもそもシグネチャー(Signature)とは署名やサインなどの意味。誰かに認められた的なニュアンスのはずですが、日本上映に関しては何か認められない事態が発生したのかもしれません。

前述の販売予定が復活したセットは、“【Amazon.co.jp限定】アイアン・ジャイアント シグネチャー・エディション Blu-ray スペシャル・セット(1000セット数量限定生産)”として今月12月7日より販売を開始したばかり。

限定販売とはいえ、年を跨ごうとしている現在でもまだまだ在庫はあるようなので、もしかしたらそういった数字込みで上映がなくなってしまったのではないかと、下衆な勘ぐりもしてしまいます。

かくいう私も既にDVDを持っているので、このセットの購入までは至っていなかったり。特典盛りだくさんなスペシャル・セットにしてはリーズナブルとは思っておりまして、なくなる前には購入しておきたいところ。

私の中で、『アイアン・ジャイアント』に対する消費意欲は死んでないけど、それぐらいの熱量であったこともまた事実だったりします(もちろん、上映はぜひとも見に行きたかった)。

頑張れ『アイアン・ジャイアント』。キミが傑作映画なのはマチガイナイ!!

(Edit&Text/ネジムラ89

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アイアン・ジャイアント シグネチャー・エディション - ワーナー・ブラザース公式サイト
© 1999 THE IRON GIANT and all related characters and elements are trademarks of and Warner Bros.Entertainment Inc.
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