◆もしジョルノがフロリダに来ていたら……敵?それとも味方になった?

©荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険THE ANIMATION PROJECT

<画像引用元:https://jojo-animation.com/story/037.php ©荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険THE ANIMATION PROJECT>

 第6部は、第5部からは約10年ほど経っておりジョルノは25〜26歳くらいになっています。そんな彼は、マフィアのボスとして忙しい毎日を送っていることでしょう。残念ながら作中登場することはありませんでしたが、第6部のコミックス第13巻には「既にフロリダのどこかに来ていたかもしれない……」と記載があります。

 もしかしたら登場の予定があったのかもしれませんね。そんな彼が第6部に登場していたらどうなっていたのでしょうか?

 ディオと同じく金髪で、「無駄」という言葉が口癖のジョルノ。ラッシュ時には「無駄無駄」と叫び、ヒートアップすると「WRYYYYYY!!」という咆哮を上げるなど、父であるディオとの共通点がイチバン多いのが特徴です。

 そんな彼を見て、プッチ神父はディオの面影を感じ仲間に誘うかもしれません。財布の中にディオの写真を忍ばせているシーンがあるなど、少なからず父に興味があるジョルノ。もしかしたらプッチがディオの話をすることで心を許す可能性もありえます。

 ですが黄金の精神に目覚めているジョルノなら、最終的にはジョースター家の一員として承太郎や徐倫と協力し、プッチ神父の野望を阻止するのではないでしょうか?

 矢の影響で覚醒(レクイエム化)し、最強のスタンドとなった「ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム(以下、G・E・R)」。徐倫たちが倒せなかったプッチ神父のスタンド「メイド・イン・ヘブン」にもジョルノなら対抗できたかもしれません。

 ジョルノに敵意を持ち攻撃しようとすると発動されるといわれるG・E・Rの能力、「攻撃された際に時間を巻き戻し、攻撃された結果に辿り着け無いようにする絶対防御」なら、プッチ神父を安全に倒せるはずです。

 回復役としても有能なG・E・Rの能力で徐倫たちも生き残り、世界も一巡せず第6部を終えられたかもしれません。

 ──ディオの息子が集まるという展開を聞いたときには、ジョルノも登場するのでは!? と期待したファンも多いハズ。『ジョジョ』に限らず、前作の主人公が部をまたいで登場というのはかなり熱い展開といえます。

 ジョルノがフロリダに来ていたIFストーリー……、ファンならばぜひ見てみたい夢の展開。荒木飛呂彦先生がいつか描いてくれることを願うばかりです。

〈文/織部樹 @itsuki_subcul

《織部樹》

平均3ヶ月に1度は仕事の関係で引っ越しを行う住所不安定ライター。夏は海辺、冬は雪山で過ごしつつ執筆を行なっている。好きなものはアニメと音楽と旅。好きな曲を流しながらのドライブと、全国各地のカフェ巡りやアニメの聖地巡礼が趣味。大手出版社のアウトドアメディアでも原稿を執筆中。

 

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