<この記事にはTVアニメ、原作漫画『呪術廻戦』のネタバレが含まれます。ご注意ください。>

 『呪術廻戦』は、12月16日〜17日に行われた「ジャンプフェスタ2024」で、作者から年内の完結が示唆されており、昨年に続き今年もますます盛り上がりを見せそうです。

 この漫画は昨年から本誌で怒涛の展開を迎えており、多くの対決が描かれてきました。

 その中でも一番白熱したのが、五条vs.宿儺の最強同士の戦いではないでしょうか。2人の戦いは宿儺の勝利で終わりましたが、何が2人の命運を分けたのでしょうか──?

◆実は五条のほうが術式の性能や身体能力が優れていた? 

 2人の命運を分けたものを考えたとき、真っ先に浮かぶのが術式や身体能力ですが、実はその要素は宿儺より五条のほうが優れていたと考えられます。

 まずは術式についてですが、宿儺の斬撃を放つ術式は目に見えないため、確かに強力といえます。実際に、渋谷事変ではその術式で特級呪霊の漏瑚を追い詰めていました。

 しかし一方で、五条の無下限呪術は無限を具現化させることで、相手の攻撃を無効化させたり仮想の質量を押し出したりできます。

 さらには、応用して高速移動や空中浮遊もできるため、五条の術式は宿儺と比べて汎用性が高いといえるでしょう。

 また、作中では五条が伏魔御廚子の斬撃を浴びながら「術式の性能では僕の方が圧倒的に上だ」と言っていました。この五条の発言や術式の汎用性から考えると、宿儺より五条の術式のほうが優れているといえるでしょう。

 次に身体能力ですが、五条と戦っていたときの宿儺は生前の姿ではなく伏黒の肉体のまま戦っていました。

 もしかしたら、多少の強化は施していたかもしれませんが、伏黒はまだ高校1年生ということもあり、20代後半の五条に比べると身体能力が劣っていると考えられます。

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 実際に作中で繰り広げられた肉弾戦では、五条が宿儺に黒閃を食らわせて一時戦闘不能に追い込んだ場面がありました。

 これらのことから、宿儺より五条のほうが術式や身体能力が優れていると考えられます。

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