〈※記事後半に原作のネタバレが登場します。ご注意ください〉

 2020年秋に放送を開始したTVアニメ『呪術廻戦』は、大人気&大好評で1クール目の放送を終了しました。凄くキリのいいところで終わりましたが、早く続きが観たいという方も大勢いるでしょう。

 モチロン第2クール、京都姉妹校交流会編は、分割ではなくすぐに放送されるのですが、最速放送が115日金曜日とのことで結構期間が空いてしまいます。*1

 この空白期間もリアルタイムでアニメを追いかけている時の醍醐味ですが、「いやもう、続きが知りたくて辛抱たまらん」という方もいるのではないでしょうか。また、期待や想像を膨らませるために、少しだけ内容を知りたいという方もいるでしょう。

 そういった放送まで待ちきれず、先に色々情報を仕入れたいという方向けに、ここで交流会編放送に先駆けて、第2クールの内容や見どころを少し紹介します。

呪術廻戦 京都交流 画像 <画像引用元:https://jujutsukaisen.jp/ より引用掲載 ©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会>

〈※記事後半に原作のネタバレが登場します。ご注意ください〉

◆ついに始まる呪術師VS呪術師!交流会編の魅力はやはりバトル展開

呪術廻戦 虎杖 かっこいい 画像<画像引用元:https://jujutsukaisen.jp/episodes/13.php より引用掲載 ©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会>

 1クール目の『呪術廻戦』では、呪霊VS呪術師という構図がほとんど。今までの『呪術廻戦』を遡ると、虎杖が初めて呪霊と遭遇し宿儺の器になった回、同期3人で特級呪霊を相手した回、五条先生最強伝説が刻まれた回、宿敵真人と戦った回などがありました。しかし、どれも対呪霊ばかりです。

 このような展開がストーリーの中心なので、視聴者の中には「どの呪術師が強いのか」「主人公である虎杖や伏黒の実力は同期の中でどれくらいなのか」と気になっている方もいるのではないでしょうか。また「呪術師同士の力比べも見てみたい」、そういった方もいるでしょう。

 交流会編は、そんな方が待ち望んだ物語となっています。モチロン、呪霊VS呪術師もあるので従来のファンの方も安心してください。

呪術廻戦 五条悟 かっこいい 画像<画像引用元:https://jujutsukaisen.jp/episodes/02.php より引用掲載 ©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会>

 さて、第2クールがどんな内容になるかですが、まず京都姉妹校交流会編とサブタイトルだけ読めば、和やかな雰囲気を感じますよね。しかし、『呪術廻戦』に限って平和な交流会があるはずもなく……。交流会とは名ばかりの競い合い、要するに姉妹校同士で実力比べが主なストーリー。そのため、同門同士の対戦カードはありませんが、その分東京高メンバーが協力して戦う姿が描かれています。

 戦いのルールは単純「指定された区画内にいる呪霊を先に祓ったチームが勝利」ただし、妨害あり……。そう、妨害ありなのです。こういったルールでお約束なのが、妨害が高じて戦闘になってしまうこと。『呪術廻戦』もお約束に漏れず、いつの間にか「やれやれ呪霊狩りはどこへやら……」状態に。

 それぞれのキャラが思い思いの相手へ戦いを挑む展開になっていきます。どれも因縁のありそうな魅力的な対戦カードとなっているので、大注目です。また第2クールは、こういった戦闘パートが続くので、第1クールのような高いレベルの作画を維持できるのかが評価するポイントになってくるでしょう。

 交流会編は、こうした注目ポイントや見所が多々あります。『呪術廻戦』の中でも人気の話なので放送が楽しみですね。

◆交流会編では今まで隠れていたキャラが活躍!! 注目は京都校最強のあのキャラ?

  交流会編は多数の呪術師が登場するので、いろんなキャラを好きになれる回となっています。今までは、戦闘シーンのなかったキャラも戦うので「どんな戦い方をするのだろ」と気になっていた方にとってはお楽しみの回となるでしょう。

 ここでは、そんな交流会編で特に注目のキャラを3人紹介したいと思います。

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▼京都校最強のキャラ「東堂」

呪術廻戦 東堂 かっこいい 画像<画像引用元:https://jujutsukaisen.jp/episodes/08.php より引用掲載 ©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会>

 第1クール目に登場した、ゴリラみたいキャラを覚えていますか。非常に好戦的で悪役っぽさが滲み出ていたキャラです。もしかすると第8話に登場して以降、出番がないので記憶にない方もいるかもしれませんね。

 まだ、忘れたままでも大丈夫ですが、交流会編が始まったら1番注目して欲しいキャラとなっています。また、その後のストーリーにも東堂は登場するので、愛着を持っておくと、より『呪術廻戦』が楽しめます。

 「こんなゴリラキャラに愛着を持つことがあるの?」と思う方もいるかもしれませんが、この東堂、意外にも原作で人気を集めているキャラなのです。実は『呪術廻戦』で最も面白いギャグキャラとも言われています。

 原作読者の感想でよくあるのが「何なんだコイツは!?」(いい意味)。東堂は、ビジュアルではなくキャラの個性で人気を獲得したキャラなのです。交流会編でも個性を爆発させているので注目しておいてください。

 ▼謎多き存在「パンダ」

呪術廻戦 パンダ かっこいい 画像<画像引用元:https://jujutsukaisen.jp/episodes/08.php より引用掲載 ©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会>

 高専にいる呪術師の中に1人だけ、おかしなやつがいることにお気づきでしょうか。もしかしたら、自然と混ざりすぎていて疑問に思っていない方もいるかもしれません。

 しかし、どう考えても1人だけ、いえ一匹だけ住む場所を間違えているキャラがいます。そう、呪術師の中にパンダがいるのです。見たまんま、名前もそのままパンダ。

 キグルミなのか、呪霊なのか、動物なのか、はたまた別の存在なのか謎多きキャラですよね。初めて見て「何なんだコイツは??」と思った方も大勢いるハズ。

 そんなパンダが交流会編では、なんと大活躍。ついでにパンダがどういう存在なのかも明かされるので、パンダが気になっている方は楽しみにしていてください。

 ▼姉御キャラ「真希」

呪術廻戦 真希 かわいい 画像<画像引用元:https://jujutsukaisen.jp/episodes/08.php より引用掲載 ©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会>

 高専にいる2年生は、みんな個性的ですよね。パンダを始め、おにぎりの具で会話をしようとする狗巻、名前だけ登場し多くが謎に包まれている乙骨などなど。そんな濃いメンバーの中に1人だけ、少し個性の薄いキャラがいます。そう、真希です。

 真希はメガネお姉さんとして、伏黒や釘崎たちの姉御キャラとして、1クール目は描かれていましたが、少しキャラが弱いなと感じた方も多いハズ。

 そんな評価が一変するのが交流会編です。

 特に4級呪術師という呪術師の中では底辺にいる真希がどういう戦い方をするのかには注目です。この交流会編を経て真希の評価は「さすが、姉御!! かっこいいッス」に変わっているに違いありません。

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 交流会編では、この3人以外にも多数の新キャラが登場し戦いを繰り広げていきます。『呪術廻戦』の人気は今まで、五条先生に偏っていましたが、この交流会編で一気に幅が広がるのではないでしょうか。特に魅力的な女性キャラが多数登場するので、期待していてください。

〈※以下、原作のネタバレを含みます。ご注意ください〉

◆交流会編での「虎杖」の活躍は? 死んだ扱いになっている件はどうなるの?

呪術廻戦 虎杖 かっこいい 画像02<画像引用元:https://jujutsukaisen.jp/episodes/09.php より引用掲載 ©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会>

 交流会編の見所をいくつか紹介しましたが、肝心の主人公・虎杖の活躍にはまだ触れていませんでしたよね。ここでは第1クールで同期たちとはぐれてしまった彼が第2クールでどのような活躍をするのか少しばかり紹介していきます。

 まず、虎杖の現状について思い出していただきたいのが、死んだ扱いになっていること。第1クールでも「同期の1人が死んだ」と伏黒や釘崎がお通夜ムードになっていましたよね。虎杖を危険だと排除しようとする高専上層部から守るため、死んだことにされた虎杖でしたが交流会編ではどうなるのでしょうか。

呪術廻戦 伏黒 かっこいい 画像<画像引用元:https://jujutsukaisen.jp/episodes/06.php より引用掲載 ©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会>

 死んだ扱いになっていた虎杖ですが、簡単に復帰……といいますか復学します。それはもうあっさりと。なんなら年明け1番の放送である第14話辺りで同期たちと合流するのではないでしょうか。

 あっさりし過ぎて「死んだ扱いってなんだったんだよ」となりますが、それはおそらく虎杖が呪術師として戦えるように鍛える時間を確保するため兼、五条先生の上層部への嫌がらせでしょう。虎杖生存を上層部に明かした時の五条先生は最高に気持ちよさそうな顔をしているので注目です。

 さて、復活した虎杖はモチロン大活躍します。悔しい思いをした真人戦を経て強くなった彼が、交流会編でさらにパワーアップ。さずが主人公と言わんばかりの強キャラに育っていきます。

呪術廻戦 虎杖 かっこいい 画像03<画像引用元:https://jujutsukaisen.jp/episodes/09.php より引用掲載 ©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会>

 特に交流会編では、京都校最強のゴリラこと東堂と共に描かれることが多く、虎杖の活躍が東堂の人気の秘訣にもなっています。東堂と虎杖は、交流会編で1番盛り上がる対戦カードとなっているので要注目です。

 また、この交流会に乗じて虎杖を暗殺しようという動きもあります。そんな厳しい状況の中、虎杖は己の必要性を証明できるのでしょうか。第2クールも虎杖の活躍を見逃せません。

 

 ――京都姉妹校交流会編は、もしかすると第2クールを全て、または半分以上使う長いストーリーになりますが、長いだけあって今まで以上に盛り上がる話になっています。

 『呪術廻戦』は間違いなく、今冬も多くの注目を集める人気アニメになるでしょう。

 第2クールが始まる前に、第1クールの復習放送もあるようなので、そちらを観つつ気持ちを高めるのもいいかもしれません。

〈Edit&Text/天乃ひる〉

*1:TVアニメ『呪術廻戦』新春特番放送決定!


TVアニメ「呪術廻戦」公式サイト

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