『うちのちいさな女中さん』(出版社:コアミックス、著者:長田佳奈)の第4巻が、8月19日に発売された。この漫画は、『月刊コミックゼノン』で、2020年11月より連載中の長田佳奈先生が描くハートフルな作品だ。
<『うちのちいさな女中さん』第4巻>
物語の舞台は昭和初期となり、14歳の少女・野中ハナが、翻訳家の蓮見令子の女中として住み込みで働くために、蓮見家にやってくるところからはじまる。
昭和初期の日本では、女中が一般的な職業であり、日常的に見かけることがあったという。この漫画では、昭和初期の暮らしが忠実描かれている。ハナの活躍をとおして、当時の時代背景を知ることができるのもこの漫画の特徴といえよう。
第4巻では、女学生・萬里の誘いでハナが海水浴に出かけるエピソードが描かれているほか、夏の厄介者の蚊に悩まされたり、冷やし珈琲を体験するハナの姿も目撃できる。
この漫画を手にとり、慌ただしい生活を一瞬でも忘れ、日々の疲れを癒してほしい。
◆書籍情報
- 出版社 : コアミックス
- 発売日 : 2023年8月19日
- 価格:726円(税込)