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TVアニメ『アストロノート』

<この記事にはTVアニメ『「鬼滅の刃」 刀鍛冶の里編』と原作漫画『鬼滅の刃』のネタバレが含まれます。ご注意ください。>

 『「鬼滅の刃」 刀鍛冶の里編』は、最後にふさわしい感動的な演出とまさかのサプライズが待っていました!

 最終話ということで、シリーズでも最長となった70分の拡大放送となったこの回では鬼との戦いの決着だけでなく、禰豆子に関する大きな進展が描かれる驚きの回となっていたのです。

◆朝日に焼かれる禰豆子!言葉に現れない炭治郎の“決断”

 今回の最終回で特に感動的だったのが、あれだけ難しい決断を重ねてきた炭治郎が、ついに決断することができなくなってしまうシーンでしょう。上弦の肆・半天狗を追い詰めた炭治郎は半天狗の首を斬ったかと思われたのですが、姑息な半天狗はまだ本体を隠して生きており、里の住人を襲おうとしています。

 今すぐ追いたい炭治郎でしたが、ここで一つ問題が発生してしまいます。すでに朝日が昇り始めており、鬼である禰豆子の体が朝日に焼かれ始めているのです。周囲に日陰はなく、炭治郎がその場を離れてしまうと、禰豆子は全身を朝日に晒されてしまいます。

 里の住人を守るのか、それとも禰豆子を守るのか。この決断を迫られた炭治郎はとうとう“決断できない”と、こう着状態に陥ってしまいます。修行を経ていつもは判断がとびきり早い炭治郎なだけに、ここで動けなくなってしまうという展開はやはりショックが大きいです。

 炭治郎一人ではどうすることもできなくなったその時、行動に出たのが禰豆子自身でした。身体が朝日で焼かれながらも、炭治郎を思い切り蹴り上げます。この瞬間、突如と静まり返り、新曲「竈門禰豆子のうた(feat.中川奈美)」が流れ出すとともにこれまでの炭治郎と禰豆子のシーンがダイジェストで流れます。そして、身を焼かれながらも笑顔を見せる禰豆子……ここで切なくならないはずがありません。

 そしてさらに泣かせるのがこの後です。その行動にすべてを悟った炭治郎は、着地と共にすでに禰豆子を救うという選択肢を断ち切っており、「嗅ぎ分けろ。遠くには逃げてない。」と鬼にトドメを刺すことを考えているのです。さすがのいつもの炭治郎の決断の早さなのですが、その目にはしっかり涙が溢れています。

 この一連のシーンでは、炭治郎から禰豆子へ。そして禰豆子から炭治郎へ。セリフとして明言しないのに、観ているこちら側にも心情のやり取りや変化が伝わる見事な演出でした。

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