現地時間で2020年12月10日、ディズニーによる“DISNEY INVESTOR DAY”という大型の発表会があり、マーベルヒーローの新作から『スター・ウォーズ』の新作と様々な新情報が一挙に解禁されました。

 そして、もちろんディズニー・アニメーションに関する発表もあり、多くの新情報が解禁されたのですが、中でも今回注目して欲しいのがPIXARによる新作タイトル

 まさかのキャラクターが主人公となるようなのです。

◆2022年公開『LIGHTYEAR』

 2022年6月17日に公開予定の映画のタイトルが、その名も『LIGHTYEAR』

 どこかで聞いたことのあるフレーズだと思いきや、なんとあの『トイ・ストーリー』シリーズに登場するバズ・ライトイヤーを主人公にしたスピンオフ作品だというのだから驚き。

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 しかも注目は、おもちゃの話ではないところ。

 スペースレンジャーとしてバズ・ライトイヤーが活躍する物語が描かれるようです。

 今回の発表に合わせて、ファーストルックとして本作に登場するバズの姿が明らかになっています。人間として描かれるバズの顔立ちには、どこかおもちゃのバズの面影が感じられます。

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◆バズ・ライトイヤーが主役の作品は今回が初めてではない?

 いまいちピンと来ない人に紹介しておくと、バズ・ライトイヤーは銀河の平和を守るヒーローという設定を持っており、過去にもオリジナルアニメシリーズとして『スペース・レンジャーバズライトイヤー帝王ザーグを倒せ!』(2000)と呼ばれる長編アニメが制作されました。

 本作ではバズ・ライトイヤーが行方不明となったリトル・グリーン・メンを救出に向かい、宿敵であるザーグと対決するという物語になっています。劇場公開もされていないので、あまり馴染みはないという人の方が多いでしょう。

 バズが主役の作品といえば、東京ディズニーランドにあるアトラクション『バズ・ライトイヤーのアストロブラスター』も忘れてはいけない一つ。おもちゃナイズされたキャラクターたちが彩るアトラクションではありましたが、バズ・ライトイヤー自体の世界観を知るにはうってつけの体験となっていました。

 果たして今回制作される長編映画はこれらの世界観に近いものとなるのかにも注目です。

◆早くも吹き替えキャストが解禁!

 そして忘れてはいけないのが吹き替えキャスト

 公開は1年以上先の話なのですが、早くもバズ・ライトイヤー役の俳優が発表されました。

 これまでの『トイ・ストーリー』ではティム・アレンが演じてきたバズですが、今回の映画では新キャストを起用。『キャプテン・アメリカ』シリーズでおなじみのクリス・エヴァンスがバズ役を担当することが発表されました。ビジュアルだけでなく、声も新しくなったバズがどんなものなのか、今から楽しみです。

 日本人としては日本語吹き替えキャストも気になるポイント。バズの声といえば、所ジョージさんの声の馴染みが強いという人も多いハズ。もしかすると、アベンジャーズシリーズを踏まえて、キャプテン・アメリカ役の中村悠一さんが起用される、なんてこともあるかもしれませんね。

 って、そもそもまだ日本公開されるとは発表されていないので、杞憂な話かもしれませんが、シリーズの人気を踏まえても日本公開は必至なタイトルでしょう。まだまだ公開までたっぷり時間があるので、どんな映画になるのかあれこれ想像し放題です。気長に待っていきましょう。

(Edit&Text/ネジムラ89)

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