やったー! ワンチャン公開あるんじゃないの? と思っていた海外アニメ映画の日本上陸が正式に発表されました!
『Hotel Transylvania 3: Summer Vacation』こと『モンスターホテル』シリーズ最新作が『モンスター・ホテル クルーズ船の恋は危険がいっぱい?!』のタイトルにて2018年10月19日に日本公開されます。
前作『モンスター・ホテル2』も限定的な上映となりましたが、今回もユナイテッド・シネマ、シネプレックスを対象に、吹替版のみでの公開となる限定的な上映条件となっています。とはいえ全国上映には変わりありません。
無事日本の皆様もスクリーンで最新作を体験できるわけです。配給の皆様ありがとうございます!
そんなわけでそんな喜びを感じている私が『モンスター・ホテル』シリーズの魅力をまとめましたので、“『モンスター・ホテル』って何?”って疑問をこちらの記事で解消してくださいませ。
『モンスターホテル』とは海外のバケモノ大集結の楽しいコメディ映画だ!
『モンスター・ホテル』シリーズは2012年に公開された3DCGアニメーション映画から始まったアニメーションシリーズ。制作は『くもりときどきミートボール』や『スマーフ』、最近では『ピーターラビット』などの映画を手掛けてきたソニーピクチャーズアニメーションです。
舞台はモンスターたちの宿泊する施設・モンスターホテル。そのホテルのオーナーであるドラキュラが主人公となる物語です。モンスターたちは人間たちを危険視して、人間たちと距離をおいて生活していたのですが、そのホテルに人間のジョニーが迷い込んでしまい、こともあろうかドラキュラの娘・メイヴィスと恋に落ちてしまうという物語となっています。透明人間やミイラ男など、世界の様々なモンスターたちが登場するとはいえ、中身はホラーとは程遠いコメディ作品。子供から大人まで楽しめる映画となっています。
そもそも監督を務めるのは、往年のカートゥーンネットワーク(アニメ専門チャンネル)の看板となっていた『デクスターズラボ』の監督であるゲンディ・タルタコフスキー氏。面白くないわけがありません。3DCGアニメで再現されたディズニーやドリームワークスアニメーション作品とも一味違った、ドタバタハイテンションナンセンスギャグの乱れうちは必見です。
今や人妻ヒロイン・メイヴィスの魅力!
様々なキャラクターが登場する本作で特に魅力的なのがヒロインのメイヴィス。日本語吹き替え版では川島海荷ちゃんが声を担当しています。
最初のシリーズでは人間の“に”の字も知らないような世間知らずの若者(といっても実年齢では100歳以上)だった彼女も、『2』では結婚を経て、さらには子持ちに。ファミリームービーとしては驚きの人妻ヒロインキャラクターへと転身しました。
近年ではそんなメイヴィスを掘り下げて、メイヴィスの若い頃を題材にしたTVアニメーションシリーズも登場。『モンスター・ホテル ザ・シリーズ』では2Dアニメーションにて活き活きとしたメイヴィスの活躍を観ることができます。
純粋で天真爛漫、かつゴシックカラーなお母さん。そんな特殊な属性たっぷりのメイヴィスにも要注目です。
最新作『モンスターホテル3』では何が起きる?
さて、最新作『モンスター・ホテル クルーズ船の恋は危険がいっぱい?!』では一体何が起きるのかに注目ですが、今回の舞台はタイトルにもあるようにクルーズ船。
仕事ばかりのドラキュラに、メイヴィスが家族旅行を計画するという物語となっています。
注目は新キャラクターとして登場する、船長のエリカ。どうやら、モンスターを敵視しているキャラクターなのですが、ドラキュラがそのエリカに恋に落ちてしまうというのだから驚き。
The more guac, the merrier. Feliz Cinco de Mayo from #HotelT3! 🎉 pic.twitter.com/JxCkoafcZI
— Hotel Transylvania (@HotelT) 2018年5月5日
ドラキュラはかつて、妻を失っているというシリアスな背景も持つキャラクター。そんなドラキュラの新たな恋がどういった顛末を迎えるのかにも注目です。
そしてヴィラン的な立ち回りを期待できそうという意味でもエリカの動向も気になります。『モンスター・ホテル』は明確なヴィランキャラクターが登場していなかったので、そのポジションにくるキャラクターが今回ついに登場するのか? と思うと、『モンスター・ホテル』シリーズの新たな一面が観られそうで楽しみです。
――公開は秋ということで、まだまだ時間はあります。まだ『モンスター・ホテル』シリーズを観たことがないという人も、この夏にぜひ『モンスター・ホテル』をおさらい鑑賞してくださいませ! オススメです!
(Edit&Text/ネジムラ89)