乙女ゲームもそうなのですが、様々なアニメを観ていくうちに思ったことがあります。それは、オッドアイのキャラクターが結構多いということ。
ちなみに、オッドアイとはどのような状態を指すのか皆さんご存知でしょうか?
簡単に説明しますと、オッドアイとは、左右の瞳の色が異なっている状態のことを言います。
例えば乙女ゲームの場合ですと、『DIABOLIK LOVERS』の無神コウ、『ニル・アドミラリの天秤』の星川翡翠、『うたの☆プリンスさまっ♪』の黒崎蘭丸などがそれに該当します。アニメの場合ですと、『ローゼンメイデン』の翠星石、『K』のネコ、『さよなら絶望先生』の小節あびる、『黒子のバスケ』の赤司征十郎などが該当していますね。
オッドアイは、医学用語では、「虹彩異色症(こうさいいしょくしょう、heterochromia iridis)」と呼ばれ、ヒトよりもイヌやネコの方が発症率が高いのです。
オッドアイには先天性のものと後天性のものとがありますが、現実世界での場合、オッドアイが生まれる確率は、白人では0.06%で、黄色人種の場合はもっと確率が低くなります。
これだけ確率が低いのにも関わらず、乙女ゲームやアニメといった二次元の世界ではそれ以上の確率でオッドアイのキャラクターが登場しているように見受けられます。これは一体なぜなのでしょうか? 理由をいくつか考えてみました。
【考えられる理由その1】オッドアイは人気があるから
オッドアイという設定は世間で人気があるため、シンプルにそれが一つ目の考えられる理由です。
オッドアイのキャラは何か特別な能力を持っていることが多いですよね。ゆえに、特に中二病の方はこの設定に強く心惹かれるのではないでしょうか。
【考えられる理由その2】個性を出すため
二つ目の考えられる理由は個性を出すためにオッドアイという設定にしている、いわゆるキャラ付けですね。
オッドアイは、その瞳だけでミステリアスで個性的な雰囲気が出ますが、創作の世界でオッドアイという設定を持つキャラがたくさん登場しすぎたせいか、稀少性がなくなってしまいましたね。
個性を出すためとはいえ、その設定を使いすぎると、逆に個性があまり感じられなくなってしまうのは多様化した二次元の難しいところですね。
【考えられる理由その3】なんとなくかっこいいから
三つ目の考えられる理由は、なんとなくかっこいいからオッドアイにしている、というのはどうでしょうか。
アニメの中には、元々オッドアイではないのに、カラコンを使用してオッドアイにしているキャラクターがいますね。
例えば、『うたの☆プリンスさまっ♪』の黒崎蘭丸、『僕は友達が少ない』の羽瀬川小鳩、『中ニ病でも恋がしたい』の小鳥遊六花がそれに該当します。
わざわざ自らオッドアイにするということは、彼らはオッドアイに何らかの魅力を感じているに違いありません。
――いかがでしたでしょうか。今回は3つの理由を考えてみましたが、もしかすると他にも考えられる理由はあるかもしれません。その理由について、皆さんもぜひ考えてみてください。
そして、アニメや漫画にはオッドアイのキャラクターはもっとたくさん出てきますので、興味のある方は好みのオッドアイキャラを探してみてくださいね。
(Edit&Text/harupon)
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