ミュージシャン・大石昌良の始まり・・・
大石昌良さんを語る上で欠かせないのがバンドSound Schedule(略、サウスケ)の存在です。
サウスケは、2001年にメジャーデビュー、2006年に解散を発表。その後、メンバー各々ソロで活動していましたが、2011年に再結成を宣言、再始動。
再結成当初は期間限定での活動と語っていた彼らでしたが、実際のところは期間限定の再結成ではなく、2017年現在でも年に1回のペースでツアーを行っています。
サウスケは2002年に発売した「ピーターパン・シンドローム」が話題になり、翌年には新人アーティストとしては異例の早さで、Mステへの出演を果たしました。
サウスケのほとんどの楽曲は大石さん作詞/作曲であり、そのメロディーラインは、ポップ、ロック……時にはジャジーな仕上がりに。2000年代前半のちょっぴり懐かしいサウンドが、爽やかで癖になります。
「ようこそジャパリパークへ」もそうですが、今の大石さんのサウンドは「サウスケの活動がベースになっているんだなあ」と思わせるモノがたくさんあります。そして、デビュー当初より大人になった大石さんがそれを歌うのもまたステキ。
サウスケをまだ聴いたことがない人は、「幼なじみ」、「幻想アンダーグラウンド」などの曲がオススメです。まだ、サウスケが創造するミュージックを聴いたことがない人は聴いてみてください。
⇒「幼なじみ」の試聴はこちらから(PCのみ)
【サウスケのライブ動画は要必見!】
サウスケ解散後…アニソン界に進出
サウスケ解散から2年後の、2008年、彼は大石昌良としてソロデビューを果たし、YouTubeやニコニコ動画などに動画をアップし楽曲を披露していました。
また、作詞作曲家としても同時に活動を展開し、内田真礼さんや柿原徹也さんなどの声優さん等に楽曲提供もしています。
大石さんはアニソンを歌う際は、大石昌良名義ではなく、“オーイシマサヨシ”を名乗って活動しています。オーイシマサヨシの名が広く知られるようになったのは、アニメ『月刊少女野崎くん』のOP曲「君じゃなきゃダメみたい」です。
「君じゃなきゃダメみたい」で印象的なのは、イントロのギターです。大石さんはギターテクニックも高い評価を得ているのですが、そのギターテクが披露されているのがこちらの楽曲のイントロ。
ライブではイントロに入る前に、ギターソロで煽ってくれるのですが、そのギターテクは必見必聴! ギターが分からなくても指の動きを見て「凄い!」と感じられるモノがあります。
また、2015年には、サウンドクリエイターのTom-H@ck(トムハック)さんとユニットO×T(オクト)を結成。O×Tも人気を博し、『ダイヤのA』、『オーバーロード』、『ハンドシェイカー』などのアニメ主題歌を担当していました。
相方のTom-H@ckさんはアニメ『けいおん!!』で様々な曲を提供した作曲家。その後もアニソンアーティストなどに曲提供をしているヒットメーカーでもあります。
『けいおん!!』は“関ジャム”でも紹介され、「アニソンに革命を起こした」と、まるで伝説のように語られていました。
『けものフレンズ』と『けいおん!!』の音楽を創造した“大石昌良とTom-H@ck”。その2大巨匠が揃ったO×Tはまさに究極のアニソンユニットといえます。
そして、何よりもO×Tの楽曲はどれもカッコイイ!! ヒットメーカーの2人が作り出すO×Tの活躍も要チェックです。
今後の大石昌良さん
サウンドクリエイターとして注目を浴びている大石昌良さんですが、2017年7月26日にはカバーアルバム「仮歌」をリリースします。
こちらは今まで大石さんが様々なアーティストに提供してきた楽曲を大石さん自身が歌っているアルバムです。
「ようこそジャパリパークへ」はモチロン、花江夏樹さんが歌った『枕男子』のオープニングや、現在放送中のアニメ『ラブ米-WE LOVE RICE-』のエンディングテーマ「浪漫飛行」(原曲は米米CLUB・大石さんは編曲担当)などが収録されています。
さらに、8月には東名阪での「仮歌ワンマンツアー」の開催も決定しています! アルバム「仮歌」の楽曲が生で聞けるチャンス!
楽曲提供では大石昌良として、アニソンアーティストとしてはオーイシマサヨシそしてO×Tとして、今後も様々な楽曲を生み出してくれるであろう大石さんの活動には大注目です!!
(Text/きさらぎなぎさ Edit/佐倉璃紗)
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