◆まさかの神アニメーション回?
前回の偽おでんの顛末と、タイトルにもある最悪の世代と四皇の戦いが今回の肝となるかと思われた今回の1025話ですが、今回やはり驚かされたのが、中盤に差し掛かってのとあるシーン。チョッパーの活躍により、氷鬼in鬼ゴッコに終止符が打たれたライブフロアの様子が描かれるわけですが、どうも様子がおかしい……。
心なしかブラキオサウルスに変身しているクイーンがかなり肉質のある様な姿になっています。それどころか、巨大化したチョッパーの動きや、さらにはその直後にクイーンを挑発するマルコの口の動きからも、いつも以上に緻密な動きを感じます。
「手ェ貸すよい。」
そう言い放つと共に繰り出されるマルコの会心の一撃! この後にカイドウとビッグ・マムの大技が登場する見せ場が用意されているのですが、このマルコの攻撃シーンはもはやそれを食いかねないほどの派手なアニメーションで描かれていました。マルコの炎をまとっての高速の一撃の表現はもちろんのこと、それを喰らったクイーンの巨体がねじれながら吹っ飛ぶ動きは何度も見たくなる気持ち良さがあります。
今回のエピソードで一番状況が変わっていない場面のはずなのですが、動きだけでここ一番の見せ場に出来てしまうのがアニメーションの面白いところ。タイトルや展開的に見逃しかねないのですが、ぜひ今回のエピソードは屈指のマルコ回としてコマ送りで楽しみたいです。