◆キラーvs.ホーキンス──まだ揺れる戦況!
ビッグ・マムの攻撃を受けて城内へと吹き飛ばされたキッドとキラーでしたが、ビッグ・マムvs.キッド&キラーの状況に介入してきたのが、かつて同盟を組んでいたはずの最悪の世代の一人、バジル・ホーキンスでした。
瀕死になりながらもカイドウに抗ってきたキッドに対して、おとなしくカイドウの傘下に降ったホーキンスは対照的な存在なわけですが、ここで戦いを担うことを宣言したのが、キッド海賊団の副船長キラー。
キラーの立場がまた因縁めいており、キラーは一時的に人斬り鎌ぞうとしてカイドウの下に就いていた身でした。
境遇としては、ホーキンスとも似ているわけですが、その背景を踏まえてか、キラーのワノ国でカイドウ傘下で活動していたこれまでの出来事が意味深に描かれます。
そして、最後にキラーの顔に重なるように兎丼での出来事が流れたかと思えば、文字通りキラーはそれを断ち切る素ぶりをみせてからの、「くたばれ」という挑発。
実は長い間キラーの中でも溜まっていたであろうフラストレーションを感じさせる粋な演出となっていました。キラーvs.ホーキンスという最悪の世代直接対決という、これまた面白い対戦カードがまた一つ増える形となりました。