<この記事にはTVアニメ『ワンピース』と原作漫画『ONE PIECE』のネタバレが含まれます。ご注意ください。>

 鬼ヶ島に戻るため、ついにモモの助が28歳の姿になった! 姿だけでなくその声にも変化が──!?

 ゾロとサンジの大看板との戦いの火蓋が切って落とされた前回。戦いを終えた、そのほかの麦わらの一味の面々は一体どうしているのか? 第1047話「夜明けへと昇れ!桃色の龍猛る」では、そんな鬼ヶ島各地の状況が描かれます。

 そして、注目は戦線復帰に臨むルフィとモモの助。ジュクジュクの実の効果で成長したモモの助には、とある意外な変化が生まれていたのです!

◆続々と麦わらの一味合流!意外なキャラクターも参戦

 飛び六胞との戦いを終えた麦わらの一味の面々。激戦を終えたのも束の間、早くも続々と次の行動へと移っていきます。

 

 まずは、ササキとの戦いを終えたフランキー。そこへやってきたのはハートの海賊団のベポ、シャチ、ペンギンの三人。戦いがひと段落したフランキーに対して優しい言葉をかけるどころか、飛び六胞一人に手こずる様子をベポは煽ります。ハートの海賊団は味方と言っても、あくまでもライバル同士。ある意味、同盟関係ならではのやりとりとなっています。

 そして、お玉を連れたナミやウソップはスピードに乗って、場内を疾走。ウソップがナミを逃がすために不本意に囮になるシーンがこれまたコミカルですが、そんなウソップのところへ偶然にもビッグ・マムの覇王色の覇気が流れ込み、敵を一掃する様子はこれまた笑えるシーンとなっています。幸運への順応ぶりはさすがの“二胞狩りのウソ八”です。

 そして、ブラックマリアとの戦いを終えたロビンは、ブルックが抱える形で脱出中。場内3階はすっかり火の海となっており、3階だけが尋常でない事態となっています。そんな3階の上で戦闘を繰り広げているのが、フーズ・フーとの戦いを終えたジンベエ。こちらはキッドの海賊団の一員、ヒートと合流します。各人、城内の全体で何が起こっているのかわかっておらず、鬼ヶ島の混沌とした状況が伝わります

◆麦わらの一味だけじゃない!各地で戦いはまだ続く!

 ジンベエがカイドウを一体誰が抑えているのか? と疑問を抱いたのと時を同じくして、鬼ヶ島の頂上では、引き続きヤマトがカイドウを一人で抑えています。ルフィ不在の中、カイドウ一人を引きつけるファインプレーとなっているわけですが、麦わらの一味側もそれを知らないのはちょっと寂しいですよね。

 麦わらの一味以外の面々の戦いは他にもまだ終わっていません。まずは、イヌアラシとジャックの戦い。かつてゾウの国を滅ぼしたジャックは、イヌアラシにとっては因縁の相手なわけですが、手負いといえどもジャックも大看板の一人。かなり苦戦を強いられている様子なのが分かります。

 ただし、ここでジャックを中庭へと放り投げるイヌアラシ。アシュラの自ら身を呈した爆風で開けた穴によって、満月の光を受けてイヌアラシは戦闘能力がたちまち向上するスーロン化を果たします。ここでアシュラの着物の破片を手にする演出は、原作にないTVアニメ独自の演出となっていて、泣かせる熱いアレンジとなっています。

 ちなみに、ジャックの人獣型の姿も実はここが初めてのお披露目。ケンタウロスのようなマンモスの4つの足に加えて、人の腕とマンモスの鼻と牙を携えた奇抜な姿となっています。

 イヌアラシと同じく、ゾウの王を務めるネコマムシは、こちらも場外でペロスペローと対峙中。ネコマムシとペロスペローも、ペドロが犠牲となった因縁のある関係です。スーロン化したゾウの王と、敵対海賊団の最上幹部クラスとの戦いは果たして、どう決着を迎えるのでしょうか。

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