◆古代兵器について“あの”人物が盗み聞きしていた!

 前回明かされたワノ国のいくつかの秘密についても、今回のエピソードで広まって行くことになりました。

 まずは天狗山飛徹が光月スキヤキだったことが改めて、モモの助や日和に明かされます。

 両親を失っている二人にとっては血縁関係にあるスキヤキの生存の心強さは大きかったでしょう。赤鞘の面々は飛徹の正体に気づいていたようですが、さすがというのか錦えもんだけはそれには気づいていなかった様子なのがまたコミカルです。

 そして、ワノ国の地下に眠るプルトンの存在も改めてロビンの口から一味の面々に明かされます。

 中でもやはりその設計図を実際に見ており、エニエスロビー編で燃やした張本人であるフランキーの驚きぶりは大きく、まだその姿は明かされないプルトンがどれだけ衝撃的な存在であるかがリアクションから感じ取れました。

 そしてここで行方がしばらく明かされていなかったカリブーがその秘密を聞いている様子も描かれます。

 実はカリブーは、魚人島編ではしらほしこそが古代兵器・ポセイドンであるという秘密をこっそり聞いていたという数少ない人物です。それとなく“あの人”という従属する相手をほのめかしていたりと、『ONE PIECE』のまだ謎の多い古代兵器周りのエピソードで多くの秘密を知るカリブーの存在が何かを引き起こしそうです。

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 ちなみにこの場面ではすっかり元気そうな姿を見せるどころかスリムな体型に変貌し“悩殺くの一”と知られていた頃を再現したかのようなしのぶや、そんなしのぶに弟子入りしたお玉の様子も描かれます。

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