『週刊少年ジャンプ』本誌で連載中の『ワンピース』第1073話で初めて正式名が明らかになった五老星の一人、ジェイガルシア・サターン聖は、魔法陣での登場シーンや「牛」をイメージさせる風貌で話題になりました。
ジェイガルシア・サターン聖のモデルの有無や、海軍大将と比較した強さやジュエリー・ボニーから受けた傷の治癒方法にはいったいどんな秘密が隠されているのでしょうか?
また、食べた可能性の高い悪魔の実や五老星の中で最弱といわれる由縁についても、考察していきます。
◆ジェイガルシア・サターン聖ってどんなキャラ?
原作第1073話で明らかになった、ジェイガルシア・サターン聖の名前は、初めて明かされた五老星の正式名であったことから話題になりました。
五老星とは、800年前に発足したとされる世界政府の最高権力者として作中では度々その姿や組織名が登場しています。
世界の秩序を守るという名目で発足したとされる政界政府において、最高の権力を持つ五老星の一人、ジェイガルシア・サターン星については謎も多く注目度は高いです。
作中では、海軍大将の黄猿とともにエッグヘッドへ向かっているのがジェイガルシア・サターン聖ですが、その役職は「科学防衛武神」というもの。
向かっている場所であるエッグヘッドは科学を司る未来島と呼ばれているので、ジェイガルシア・サターン聖の管轄なのだと考えられます。
時同じくして対面することになったルフィのギア5のモデル“ニカ”を目の前にしてもその名をつぶやくのみで、驚いている様子はなかったジェイガルシア・サターン聖は何か「ニカ」についても情報を所持しているのでしょう。
「解放の戦士」「太陽の神」ともいわれる「ニカ」を知っている様子は、「ニカ」の副作用で老人化したルフィをすぐにルフィであると認識している点からも読み取ることが出来ます。
作中で徐々に明らかになりつつある「空白の100年」や「世界政府」についても、何か関係があることは間違いなさそうなジェイガルシア・サターン聖。
その肩書きは五老星の一人であり、「科学防衛武神」ということは作中で明らかになった確定事項です。
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◆ジェイガルシア・サターン聖にはモデルが存在する?
そんなジェイガルシア・サターン聖にはモデルが存在しているのでしょうか。
『ワンピース』の作中では、度々モデルの存在するキャラクターが話題になります。
青雉の松田優作さんに始まり、赤犬の菅原文太さん、黄猿の田中邦衛さんなど、意外にもモデルの存在するキャラクターは多く存在していることはファンの間では有名です。
作者の尾田栄一郎先生自身が単行本のおまけページである「SBS」などでそれを認めていることや、募集した考察を訂正するような形で、本来のモデルを明らかにすることも多いです。
それを考慮するとジェイガルシア・サターン聖にもモデルが存在するのではないか、と話題になるのは『ワンピース』ファンの心理としては当然といえます。
ジェイガルシア・サターン聖のモデルとして考察されているのは、「牛鬼」や「牡牛」「聖牛」など「牛」をイメージしたモデルが多いです。
理由としては、ジェイガルシア・サターン聖登場時の「魔法陣」。
地面に浮かび上がった五芒星の魔法陣から現れたその登場の仕方は、まるで悪魔のようで、現れたジェイガルシア・サターン聖の風貌は大きな牛角が印象的でした。
その姿に思わず「怪物じゃねェか」とつぶやいた海兵もいたほどです。
悪魔の実の種類には、容姿を変化させるタイプも数多く登場しているのでジェイガルシア・サターン聖も例外ではないのかもしれません。
牛のような角が何をイメージしたもので、モデルは何なのかについては、いまだにはっきりと明かされていませんが、何かをモデルとしている可能性は高いと考えていいでしょう。
五老星の一人であるジェイガルシア・サターン聖なので、ほかの五老星についての情報が明かされるとモデルの存在もはっきりとするかといえるでしょう。
考察されている「牛鬼」や「牡牛」「聖牛」については、ベースは同じ「牛」だと言えますがそのルーツはさまざまです。
特に妖怪とされている「牛鬼」に関しては、海兵の「怪物」という発言と意味合いは合致しますが、「仏のセンゴク」など神々をモデルとすることの多い世界政府のモデルに妖怪というのは少し新鮮です。
和の国との関連性もなさそうなジェイガルシア・サターン聖のモデルが、日本由来の妖怪であるとなるとそれはそれで面白い展開になりそうな気もします。
いずれは明かされることになるジェイガルシア・サターン聖のモデルや、ヒントとなる五老星の登場を待ちましょう。