◆乱獲によって数が激減!──「カモネギ」
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カモネギは「鴨が葱を背負って来る」ということわざを元に生まれたポケモン。明確に食べられているシーンは登場しませんが、アニメ『ポケモン』49話では、その昔、人間に乱獲されてしまい、いまでは珍しいポケモンと紹介されています。
カモネギが持っているネギに似た茎は、本人にとっても非常食だそうで、食事に困ると自ら食べるといいます。もし、非常食として食べてしまったときは、一目散に茎を探しに行くそうです。
また、ネギを取り合って仲間同士で争うこともあるらしいです
そんなカモネギは、乱獲されたという設定のためか、『ポケットモンスター赤・緑』では、野生のポケモンとして登場しない貴重なポケモンで、入手するにはクチバシティの民家でオニスズメと交換するしかありません(『青』ではポッポと交換)。
その後の『ピカチュウバージョン』では、野生のポケモンとして登場するようになりましたが、この『ピカチュウバージョン』でしかゲットできないという設定に、もし乱獲が原因で個体数が減ったということが、反映されているとしたらかなり大人向けな設定といえます。
なお、子どもに大人気のポケモンパンでは、かつて「カモネギのてりやきチキン&たまご」が販売されていました。カモネギの設定を聞いた後では、少し食べづらさを感じてしまうかもしれません。