2020年夏に第2シーズンが放送開始した『Re:ゼロから始める異世界生活』(略称、リゼロ)は多くの謎を持ったアニメとして有名です。

 まだ、原作も完結していないので、原作者しか知らないたくさんの謎があり、多くの考察がされています。

 特に物語で登場する魔女たちは多くの謎を抱えたキャラクターですよね。その中でも最も重要な魔女と言えば、それは嫉妬の魔女サテラのことではないでしょうか。

 サテラは物語のキーパーソンとなっており、また多くの謎を持っているキャラクターです。

 そこでここでは、そんな最重要キャラクター嫉妬の魔女サテラと主人公スバルの関係について少し考察していきます。

リゼロ 2期 スバル かっこいい 画像<画像引用元:http://re-zero-anime.jp/tv/story/ より引用掲載 ©長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活1製作委員会 ©長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活2製作委員会>

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嫉妬の魔女サテラとスバルの関係は過去にある?

リゼロ 2期 スバル かっこいい 画像02<画像引用元:http://re-zero-anime.jp/tv/story/ より引用掲載 ©長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活1製作委員会 ©長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活2製作委員会>

 嫉妬の魔女サテラですが、原作の情報を含めても現状わかっていることが非常に少ないキャラクターです。サテラと言えば、ルグニカ王国で非常に恐れられている存在であり、400年前世界を滅亡の危機に陥れた銀髪のハーフエルフということがわかっています。

 また、スバルに御執心であり、死に戻りの力を与えたのもサテラとのこと。物語の根幹を成す死に戻りの力に関係する重要なキャラクターと言えるでしょう。

 今、明かされているサテラとスバルの関係は「死に戻りの力」「サテラのスバルへの愛」だけになります。しかし、果たしてそれだけでしょうか。

 『リゼロ』の面白い特徴として、あらゆるキャラクターに過去の因縁があることが上げられます。

 エミリア陣営で例えると、

◆エミリア

 彼女は育った村を魔女教に滅ぼされています。またそこで、育ての親を殺されており、自身も力の暴走により100年の眠りに着く事態に。

 さらに、実の両親が誰なのか明かされておらず、銀色のハーフエルフを産んだ親は非常に大きな謎となっています。

◆ベアトリス

 エキドナに作り出された人工精霊であり、エキドナが生前集めた知識を貯蔵した書庫、禁書庫の番人であり、エキドナの死後は、禁書庫の知識を託すに値する相手を400年間待ち続けています。

◆ロズワール

 エキドナの弟子であり、エキドナが死地にありながら己の力不足のため救うことができなかった過去を持っています。

 また、ロズワールの本当の目的はエミリアを王にすることではなく、師であるエキドナの復活にあるそうで……。

◆レムとラム

 魔女教に生まれた村を焼かれ、両親も村人も姉妹以外全て殺されてしまった過去を持つキャラクター。

 

 このように『リゼロ』では、物語に登場するまでの期間に過去の因縁を持っているキャラクターがほとんどなのです。

 ここでは詳しく紹介しませんが、王戦候補者であるクルシュやアナスタシア、プリシラ、フェルトも重要な過去を持っています。

 さて、話は戻りますが、これだけ過去に因縁を持つキャラクターがたくさん登場する『リゼロ』でスバルだけなんの過去も語られていません。

リゼロ 2期 スバル かっこいい 画像03<画像引用元:http://re-zero-anime.jp/tv/story/ より引用掲載 ©長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活1製作委員会 ©長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活2製作委員会>

 2期では『リゼロ』世界に召喚される前の生活や両親について少し触れられますがそれだけです。

 サテラとスバルの関係が「死に戻りの力」と「サテラのスバルへの愛」だけなんてことがあるでしょうか。これらの理由が単なる魔女の気まぐれや一目ぼれなんてことがあるでしょうか。ましてや、スバルの過去には平和な世界でのなんでもない日常しかなく、重い過去なんて存在しない、そんなことがあるでしょうか。

 必ず、サテラとスバルの間には重大な過去が隠されているハズです。

 その過去を解き明かすヒントとなるのが、「スバルの異世界召喚」「スバルの死に戻りの能力」です。

 まず、ここまで設定や過去が練られている『リゼロ』で、なんの理由もなくスバルがこの異世界に召喚された、なんてありえるでしょうか。

 スバルが異世界に召喚されたのも、スバルが死に戻りの力を持っているのも、ちゃんと理由があるハズですよね。

 では、元々は別の世界にいたスバルがこの『リゼロ』の世界との関係を持つとすれば、それはどういうことでしょうか。

 様々な理由が考えられますが、最も有力な設定として、スバルは前世で『リゼロ』世界に生きていたということがあげられます。

 サテラとスバルは400年前に出会っており、そこで相思相愛、またはそれに近い関係だったのではないでしょうか。

 それを裏付けるセリフとしてこのようなものがあります。

 サテラがスバルに対して言ったセリフ

 ――私は、あなたを愛しています。あなたが、私に光をくれたからです。あなたが私の手を引いて、外の世界を教えてくれたからです。あなたが、私が孤独に震える夜、傍でずっと手を握っていてくれたからです。あなたが、一人になった私を、一人じゃないと口付けてくれたからです。私はあまりに多くをあなたにもらいました。……だから、私はあなたを愛しています。あなたが、あなたが私に全てを与えてくれたからです。

原作1333ページより

  明らかに、サテラはスバルと出会っている様子ですよね。

 おそらく、サテラはハーフエルフということで、迫害されていたのではないでしょうか。『リゼロ』の世界は今でこそ、人間と亜人族が一緒に暮らしていますが、50年ほど前は亜人と人間が戦った戦争があったほどです。その戦争よりさらに前、400年も前となると人間と亜人のハーフは大きな差別対象だったのではないかと推測されます。

 そんな迫害されていたサテラを前世のスバルが救ったともなると、サテラがこれほど深くスバルを愛してしまうのも頷けるのではないでしょうか。

 また、スバルのウザい性格は、塞ぎ込んだ人間を元気づけるのにもってこいとも言えます。もしかすると、前世のスバルも今のスバルと同じような性格だったのかもしれませんね。

 さて、そんな400年前に出会っていた可能性のあるサテラとスバルですが、サテラは400年たった今でも封印されていますが、では、前世のスバルはどうなったのでしょう。

リゼロ 2期 スバル かっこいい 画像04<画像引用元:http://re-zero-anime.jp/tv/story/ より引用掲載 ©長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活1製作委員会 ©長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活2製作委員会>

 前世があり今のスバルがあることから、サテラとスバルは死に別れたと推測できます。それが世界を滅ぼす原因となったのではないでしょうか。

 サテラが世界を滅ぼしたのは、もう1つの人格のせいだとされていますが、それだけではないと思います。二重人格であり、片方の人格が狂っていたとしても、もう片方のサテラは何をしていたのでしょうか。なんの対策もせず、座して世界が滅ぼされる様子をみていたハズがありません。

 何らかの理由で前世のスバルが命を落とし、そしてスバルを失ったサテラは狂った人格を止めることをやめてしまい世界を滅ぼそうとしたのであれば、歴史的辻褄が合いますよね。

 これも『リゼロ』の特徴ですが、この作品では、愛に狂うキャラクターが大勢います。

 先に紹介した、ロズワールや怠惰の大罪司教ペテルギウス、また、エミリアの契約精霊パックもそうです。

 スバルがエミリアを死なせてしまった回のパックのセリフでこんなものがあります。

リゼロ かっこいい 画像<画像引用元:http://re-zero-anime.jp/tv/story/ より引用掲載 ©長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活1製作委員会 ©長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活2製作委員会>

あの子がいない世界に、ぼくがいる意味はない。あの子を失わせたまま、世界が続くことも許さない。――ボクの全ては、あの子が死んだときに終わったんだ

原作6235ページより

  このセリフの後、パックは世界を滅ぼそうとします。前世のスバルを失ったサテラも同じ心境だったのではないでしょうか。

 そして、愛してやまないスバルを失ったサテラは失意のそこにありながらも、スバルの魂を探し続け、もう一度逢うために『リゼロ』世界に召喚したのかもしれません。

 また、スバルの死に戻り能力は、もう2度とスバルが死なないように、スバルを失わないようにとサテラが持たせた能力なのではないでしょうか。

 これの推論が正しければ、物語でうやむやにされている「スバルの異世界召喚の謎」「スバルの死に戻りの能力」「サテラが世界を滅ぼそうとした原因」「サテラがスバルを愛する理由」全てに説明がつきます。

 また、もしかするとサテラが適正のない因子を取り込んだのも、他の6人の魔女を滅ぼしたのも、世界の半分を滅ぼしたのもそれは、力を手に入れるためだったのかもしれません。そう、スバルを取り戻すための力を……。

 どちらにしろ、スバルはとても魔女に愛された存在ということになります。スバル自身というよりも、その魂をサテラは愛しているのかもしれませんね。

 魔女に魂を愛された少年の物語とは、魔女を題材にした作品に相応しい設定と言えるのではないでしょうか。

 

 ――嫉妬の魔女サテラとスバルの関係についての考察はいかがだったでしょか。

 推論の域をでませんが、こういう可能性もあると楽しんでいただければ幸いです。

 原作では、まだまだ先の展開になりそうですが、スバルとサテラがどういった関係にあるのか、また、エミリアとサテラはどういった繋がりがあるのか明かされるのが楽しみですね。

 『リゼロ』はこういった考察が面白い作品なので、みなさんもぜひ、視聴するだけでなく物語の展開を予想してみてはいかがでしょうか。

(Edit&Text/天乃ひる)

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