◆時には強引さも喜ばれるもの

 女の子の性格によって異なるのは大前提ですが、強引な振る舞いを好む女性が時にはいます。特に女性の多くは男性にリードしてほしいと思っているため、気持ちをくんだ誘い方よりも、男性の想いを押し通すような強引な誘い方が喜ばれることもあります。

 夜のお店に行く男性の多くは、キャストの女の子に一線置いている部分があります。そのため、同伴やアフターに誘うとき「行きたいと思っているんだけど……どうかな」というような気遣いも合わせて誘ってくれる人が多いもの。ですが、あまりにも気遣われてしまうと女性も不安を感じて断ってしまうため、時には強引な方法で誘うほうが好まれることもあるのです。

 『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』のカタリナは、自分の恋愛に対してそれほど強い関心を持っておらず、少し鈍感な部分があります。

 そのため、普通のアプローチでは相手の真意に気づかないことが多く、強引に誘われることで自分に向けられる想いに気づくシーンがありました。

 10年という長い期間夜のお店で働いていた筆者も、カタリナのように強引に同伴やアフターに誘われたことがあります。

 なぜか「絶対に同伴したくない!」と、かたくなに同伴やアフターを拒否していた時期があり、何度誘われても「まだ仲良くないから無理」「あと3回来てくれたらいいよ」と、毎回誘いを断っていました。

 ですが、あるお客さまは、「シャンパン下ろしてあげるから!」「ほしいもの買ってあげるから!」というように同伴を誘ってきました。きっと私が何を言われても、どんなに誘われてもすべて断っていたため、お客さまも限界だったのでしょう。

 そんなとき「もういいから!」と、勝手に同伴の予定を決められてしまい、店長やボーイにも「明日この子と同伴するから」と伝え、断れない状況を作られてしまったのです。

 このような強引さで女の子を誘うことができるのは、相手とある程度の信頼関係が築けていなければ難しいでしょう。強引な誘い方にもかかわらず、筆者がそのお客さまと同伴したのは、ある程度、信頼関係が築けていて「店外で会っても危険はないかな」と思ったからです。筆者が思ったとおり、そのお客さまと同伴をした際、危ない目には会わず、二人で食事をして、そのままお店へと行きました。

 初対面で偉そうな物言いや強引さは不快に感じてしまう女の子が多いため、初回で強引に誘われてしまうと「え、なんなの……?」と、嫌われてしまう可能性も少なくありません。

 そのため、まだ関係がそれほど築けていない場合であっても、プライベートの話ができるといった関係が作れてから、強引に誘うようにしましょう。

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