◆雷十太は失敗した例? 原作者が後悔
その注目が集まっている理由に、今回の再アニメ化にあたって原作者の和月伸宏先生が、インタビューなどでも名指しで意欲的に調整したいキャラクターとして名前をあげていたことも理由となっています。
そもそも和月伸宏先生は雷十太に対して、原作漫画の第6巻で、
「『知的なマッチョで、剣心とは対照的な殺人剣至上主義者』...のはずが、どこでどう間違えたのか、とんでもないまがい者野郎になってしまい、回を重ねるごとに情けない小心者になっていき、最後はほとんど一蹴状態でやられてしまったみかけだおしの悪役でした。」
と、キャラクターの練り方に失敗した例であることを明かしていました。
今回のTVアニメシリーズはキャラクターデザインやシナリオなど、全編に渡って和月先生が完全監修している企画でもあります。雷十太がどう調整されるのかについては、やはり注目の度合いは大きいです。