◆怒涛の展開にハラハラさせられる激アツなシーン
<画像引用元:https://shingeki.tv/season3/story/#/season3/52 より引用掲載 ©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会>
2期第6話(31話)の後半で描かれたこのシーンは、主人公たちではなく、敵である巨人たちが最高にカッコいいシーンです。また、エレンたちの絶望を演出したシーンでもあります。
調査兵団の裏切り者として追い詰められたライナーとベルトルトは、全てを打ち明けエレンを連れて行こうとしますが、上手くいきませんでした。動揺した2人は、巨人に変身してエレンを強制的に連れて行くという一か八かの賭けに出ます。
名シーンと呼ばれるのは、この後の一瞬の出来事。
これまでの3年間の全てを捨てる覚悟を決めたライナー。不穏な気配を感じ、2人を始末しようとするミカサ。どちらも覚悟を決めた行動でしたが、ライナーの覚悟がミカサのものを上回ります。そして顕れるのは宿敵の巨人。連れ去られるエレンとユミル。「この裏切り者が!!」と叫ぶエレンの悲壮感。全ての情報が止まることなくこの一瞬に凝縮されています。
アニメだからこそ生まれた息を呑むような激アツなシーンは、一瞬の間にあまりにも多くのことが起こったTVアニメ『進撃の巨人』屈指の名シーンです。