最新話第5話までを経て、『イエスタデイをうたって』主要4人の登場人物たちの内面など、様々な事情が見えてきましたね。

イエスタデイをうたって 第3話 画像<画像引用元:https://singyesterday.com/story/story4/ より引用掲載 ©冬目景/集英社・イエスタデイをうたって製作委員会>

 本記事では、少しずつ露わになってきた4人の関係性をまとめつつ、今後の展開予想をしていきたいと思います。

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陸生と榀子――けじめを付けたハズが、付けきれないふたり

イエスタデイをうたって 第2話 画像<画像引用元:https://singyesterday.com/story/story2/ より引用掲載 ©冬目景/集英社・イエスタデイをうたって製作委員会>

 陸生が、浪から金沢で思いを寄せていた浪の兄・優のことを知ったと聞き、榀子は友達でいることを止めようとします。それでも陸生は「これまで通りにするけど、下心ありだから」として、過去に踏ん切りがつくまで待つことを選び、榀子もそれに甘んじているというのが、第3話時点でのふたりの関係性。

 そもそも榀子が陸生に世話を焼いていたのは、その背中に優の影を見ていたからで、風邪を引いた陸生に食事を届けたこともその延長だったのかもしれません。

 一方で陸生は、榀子に自分の風邪を移したのかもしれない罪悪感と、少しの下心ありで看病していたのでしょう。榀子がその影を振り払ったとき、陸生をどう思うのかが気になるところですね。

 そして、榀子が帰郷してから迎えた第5話で、飲み会の帰り道でそれまでと変わらず友達のように話しているところを見ると、表面上ではこれまでと変化ない様子。

 それでも「同じところをグルグルしなくなった」と言っているように、金沢から戻ってきた彼女自身に心境の変化があったことは明白で、この変化が今後の関係性にどう影響を及ぼすかが注目すべきポイントになりそうですね。

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陸生と晴――少しずつ向き合い始めた、等身大のふたり

 イエスタデイをうたって 第3話 画像02<画像引用元:https://singyesterday.com/story/story3/ より引用掲載 ©冬目景/集英社・イエスタデイをうたって製作委員会>

 当初は有無を言わせない様子の晴に詰め寄られる形だった陸生ですが、榀子に宣戦布告してきたと告げられてからは、少しずつ晴のアプローチに向き合うようになってきました。

 しかし、晴が映画を見ようと誘ったものの、約束の当日に榀子を看病していた陸生は待ち合わせに現れず、そのまますれ違いに。アパートで雨に濡れながら待っていた晴に事情を説明するも、怒りを露わにしてその場を去ってしまいます。

  「陸生には何も要求しない」と言いつつ、好きな人に約束を反故にされたと思えば、さしもの彼女でさえ怒るのは当然ですよね。

 まして、陸生の身を案じていた中、恋敵である榀子の元にいたと正面切って告げられれば、傘で脳天を叩くのも納得いく仕返し。その後、陸生はバイト中も上の空で、晴もバイト先で店長に同じ話を繰り返しするなど、双方堪えているのが見て取れます。

 バイトの配達中に「いつも人とは一定の距離を保っていた」と心境を吐露し、それでも陸生との関係に終止符を打てないでいた晴ですが、信号待ちしていたところを陸生に呼び止められ、意を決して距離を詰めようと自己紹介することで、どこか吹っ切れたようにも見えました。

 陸生もそれに引っ張られたようで、いつもの軽快なやり取りが戻ってきます。その後は第5話中でも陸生の新しいバイト先へも頻繁に顔を出すなど、現時点ではケンカと仲直りを経てもっともカップルらしいふたり。ただ、陸生がまだ榀子のことを好きでいる以上、どう転ぶかはわかりませんね。

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浪と榀子――兄の影に振り回される、幼馴染ふたり

イエスタデイをうたって 第4話 画像<画像引用元:https://singyesterday.com/story/story4/ より引用掲載 ©冬目景/集英社・イエスタデイをうたって製作委員会>

 第2話冒頭で、榀子が務める高校に転入してきた際に、「榀子が金沢に残ってれば、俺もいたけどね」と明け透けに好意を話すような性格の浪に対し、教師という立場もあってか、のらりくらりとかわし続けるスタンスの榀子。

 陸生と榀子が公園で話しているのを目撃し、彼がバイト中のコンビニに押し寄せて関係を問い詰めるほど彼女を思っているようですが、当の榀子の目に映るのは、陸生と同じく亡き兄の面影。

 第4話では浪の家に来て夕食を作るも、榀子にとって彼はあくまで優の弟であり、面倒を見ている感覚が強いのでしょう。

 いつまでも兄の影を追う姿にしびれを切らして思いの丈を爆発させる浪ですが、それさえ「錯覚してるだけなのよ」とかわす榀子に、二の句が継げませんでした。

 ただ、帰郷する前に榀子が作り置きした料理に喜ぶ様子もあり、弟扱いされても仕方ない一面も。そこから彼女がいない日々を過ごす中で兄へのコンプレックスと向き合い、榀子への気持ちを再確認することに。

 一方で榀子も帰省の折りに心境の変化があり、浪は第4話終了時点で彼女への思いを持ち続けると決めているので、ここでも榀子の対応がポイントになりそうです。

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吹っ切れた女性陣が、今後の展開の鍵を握る

イエスタデイをうたって 第2話 画像02<画像引用元:https://singyesterday.com/story/story2/ より引用掲載 ©冬目景/集英社・イエスタデイをうたって製作委員会>

  これまでの話の中で、より心に大きなしこりを抱えているのは女性陣のように感じました。晴は他人との距離感に悩み、榀子は行き場を失くした思いを抱えて過ごす日々

 それらを払拭した上で、それぞれ陸生・浪とどのように接していくのかが、今後の展開に大きく影響してきそうですね。

 また、現時点では繋がりが希薄に思える浪と晴ですが、同じ高校の出身・在学という共通点もあり、予備校や晴のバイト先を通じて、年下組で何らかの関係性が生じてくるのではないかと踏んでいます。

 

――折返しが近づいてきた『イエスタデイをうたって』ですが、まだまだ先が読めず楽しませてくれそうですね。

 筆者個人としては、晴に振り回されっぱなしの陸生が楽しみでなりません……(笑)。

(Edit&Text/叶梢)

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