「エプロン姿のヨル」から“ゲテモノ”が連発！モニカをデートに誘うフランキーの作戦は……？TVアニメ『スパイファミリー』第16話【最新話レビュー】
◆恋愛は不器用なフランキー！でも情報収集はお手の物
後半はハードボイルド風に、フランキーがロイドを呼び出したシーンから始まります。
これまた不穏な雰囲気になるかと思いきや、実際はただの恋愛相談。すぐさま引き返そうとするロイドをなんとか交渉して引き留めます。多くは語らないものの、ロイドの冷めた目はずいぶん表情豊かに感情を物語っています。
恋心を寄せるモニカについて入念に調べているフランキーですが、その徹底ぶりにはロイドも「ストーカー……」とドン引き。
「情報収集と評価分析は別物」だと主張し、ヒートアップするフランキーのあまりの必至さに、作戦を立てると引き受けたロイド。何万通りものフローチャートを用意します。
ですが、さすがに凄腕スパイ並みのその作戦には無理があり、フランキーはモニカに女装したロイドを相手に会話の練習を重ねることにしました。
そして、フランキーは意気揚々とデートの誘いに繰り出しますが、作戦は失敗したもよう。アスレチックに向かう「フォージャー家」と遭遇し、バッチリ誘えたと強気に出るものの、その空回りぶりはロイドにも、超能力が使えるアーニャにもお見通し。
ロイドはアスレチックをヨルに任せて、やけ酒をあおるフランキーの元にそっと足を運び、高い酒をおごります。「俺たちみたいな人種は他人にいらん情を抱くな」と言いつつ、なんだかんだで慰めてやけ酒に付き合うのは優しさを感じさせます。また、ただの仕事仲間以上に、2人の友情を感じさせてくれたエピソードでした。
──次回「MISSION:17 」は、「ぐりほんさくせんを決行せよ／＜鋼鉄の淑女（フルメタルレディ）＞オムライス♡」。
“ひらがな”ということは、アーニャがメインでしょうか？ イーデン校でのアーニャと友人たちのコミカルなやり取りが見られそうですね！
〈文/mizuno 編集/水野ウバ高輝〉
SPY×FAMILY最新話レビュー
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