スクール

 「グループ」「アイテム」同様暗部の仕事をこなす集団ではありますが、上記2つと比べると具体的な仕事内容や集団での目的は不明な点が目立ちます。

 作中での活躍としては垣根帝督が最も多く、その他のメンバーの活動はあまり描かれていないのが残念……。

◆垣根帝督(かきね ていとく)

 一方通行や麦野と同じくレベル5で「未元物質(ダークマター)」の能力を持ち、スクールのリーダーを務める少年です。

 レベル5の中でも第二位に位置づけられるなど、学園都市からもその能力については重要視されているようです。

 彼の「未元物質(ダークマター)」は、現実世界の物理学で使われる「観測されていないが恐らく存在するであろう」ものとは違う意味であり、「この世に存在しない物質や素粒子」を生み出すという、一方通行のベクトル操作よりも非現実的な能力となっています。

 作中では学園都市統括理事長であるアレイスター・クロウリーへの交渉権をめぐり、一方通行と戦いを繰り広げるようになります。この二人の壮絶な戦いは、恐らく上記の麦野VS浜面同様、第三期で最も盛り上がる戦闘になるかもしれないですね。

◆ドレスの少女

 作中では一切名前が明かされていない少女で、まるでホステスかといわんばかりの派手なドレスを着ているのが特徴です。

 能力はレベルは不明ですが「心理定規(メジャーハート)」というもの。曰く「人の心の距離を自在に操れる」らしく、敵に対して親密度を上げて敵意を下げるなどの奇妙な芸当ができる能力だそうです。

 第四話では「アイテム」の持つワゴンを破壊し、浜面を追撃していましたね。

 最終的に浜面は「空から落ちてくる系のヒロイン」となって逃げられてしまいましたが、今後の「アイテム」の掃討戦にも参加していきます。

◆誉望万化(よぼうばんか)

 身体に無数のケーブルが腰の機械に差し込まれており、頭には全体を覆うゴーグルを付けている無機質な男です。

 登場時はドレスの少女同様名前が出ていなかったのですが、8年の時を経て誉望万化という名前が明かされるようになったという珍しいキャラクターです。

◆弓箭猟虎(ゆみやらっこ)

 「スクール」に所属していた、初代スナイパーのお嬢様です。

 実は彼女は原作で名前が出た時には既に「アイテム」によって殺害されていたそうで、彼女が「スクール」として活躍していたのは『とある科学の超電磁砲』で知られるようになります。

◆砂皿緻密(すなざらちみつ)

 暗部外では有名なスナイパーとして活動しているらしく、その狙撃力はプロ級で依頼料もかなりのものだそうです。前述の弓箭が殺害されたため、スナイパーの補充要員として雇われたようです。

 第四話では演説を行った親船最中の暗殺依頼を受けたものの、事前に情報を察知した一方通行によって妨害されていましたね。

 彼もドレスの少女同様「アイテム」の掃討戦にて絹旗と交戦します。

レベル5のメンバーによる壮絶な戦いが楽しみ!!

 皆さん、思い出してきましたでしょうか??

 私は「そういえばこんな話だったなぁ」と懐かしい気持ちになりました。そりゃ原作見たのは確か第二期が始まる頃だったので、8年も前の話ですからね…。小学1年生の子ももうそろそろ高校受験という言葉が頭によぎるくらい時間が流れていましたよ。小学1年生が第二期見ていたかはわかりませんが。

 さてこの暗部の闘争は、垣根がアレイスター・クロウリーへの直接交渉の権利を得ようとして一方通行を倒すこと、垣根を含むスクールの暗躍の阻止を命じられたアイテムによるスクール討伐から始まる浜面と麦野の激戦が最大の見どころとなります。

 また珍しくこのストーリーには、上条当麻が一切関わらない(魔術サイドの直接的な干渉が無い)のも特徴です。

 第二・第三の主役である一方通行と浜面仕上の活躍が再び(浜面は初めてですかね)見られるのも楽しみですね!

(Edit&Text/頭皮ぱっしょん)


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