「大人の魅力」で会場は熱気の渦に！Venus Parfaitがデビュー公演を開催

2023年6月22日

アニギャラ☆REW編集部

　デビュー公演に先駆け、シングル『Private Lesson ～おしえてあげる～/ Dream Again』の配信がスタート。その勢いを持って、Venus Parfaitが6月17日(土)に渋谷DAIAを舞台にデビュー公演『Venus Connection』を行った。

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　ゲストに、READY TO KISS・放課後プリンセス・THE PINK MICROPHONE・BABY TO KISS (Opening Act)が参加。

　大勢の人たちの期待を背負い流れだしたのが、とてもムーディなジャズソウルナンバー(SE)。舞台の上にたたずむ4人の姿が艶かしい。

　ライブは、Venus Parfaitらしさを前面に押し出した『Private Lesson -おしえてあげる-』からスタート。彼女たちは、「そんなセリフを言ってるうちはまだまだお子ちゃまだね」と、観客たちを妖しく挑発するように歌いだす。初ライブとはいえ、そこは経験者たち。Venus Parfaitの絶対的な魅力であるセクシーさを醸しながら、4人は「Baby 教えてあげる」と終始挑発するようにせまってきた。

　中に出てくる「教えてあげる」のセリフから、ムンッとした大人の色気が漂ってくる。ラップを通して攻めた面も描きつつ、跳ねたリズムに気持ちを重ね、4人は懐深い大人の女性だからこその魅力を歌い踊りながら見せてきた。終盤には、メンバーらの歌声にあわせ、観客たちも「Oh! Oh! OhOh Oh!!」と声を上げだす。4人が甘い視線と艶かしい姿で教えるライブというレッスンに触れ、フロアには汗ばむ熱気が生まれていた。

　MCでは、爽やかな大人の魅力を振りまく4人。彼女たちは、「アイドルのセカンドキャリアとして活動している」と語りだす。河合風花と一ノ瀬杏樹が、READY TO KISSのメンバーとして活動していたのはもう7年前だったと報告。森のんのは、3年前までSAY-LAのメンバーとして活動。「もうアイドルサイボーグではないので、ツインテールは卒業した」とも伝えていた。辺見レナは元スルースキルズのメンバー。「罵りは卒業したので、そこはNGでお願いします」とも語っていた。

　続く『Battery Charge』は、この日が初お披露目曲。とても爽やかな、まるで青春の香りが、眩しい日射しと優しい風に乗って飛んでくるような楽曲だ。心地好く弾むビートに乗って、彼女たちは「Everyday Everynight」と軽やかに歌いながら、爽やかな青春模様をこの場に彩りだす。”大人の女性らしさ”を魅力にしているVenus Parfaitだが、この曲ではまるで少女に戻ったような。まだまだ初々しかった頃のアイドル時代の自分にハートを着替えて、爽やかな歌声やパフォーマンスを披露。「Hey! Hey!」のやりとりも中に登場。彼女たちは、これからも素敵な景色を大好きなキミたちと一緒に描こうと誘いかけてきた。曲中「Oh! Oh! OhOh OhOhOh!!」と歌う場面では、フロアから同じように声が上がれば、4人の振り上げる手の動きにあわせて一緒に手を振り上げ、一体感を描く様も生まれていた。

　「君ともう一度あの場所で輝きたくて～君ともう一度夢の続きを見よう」。ここからふたたび羽ばたこうと誓った今の4人の気持ちを、ストレートに、ダイレクトに記した『Dream Again』だ。彼女たちは、夢中で夢を追いかけながら輝いていたあの頃の日々を、もう一度君と一緒に歩みながらつかみにいこうと歌っていた。『Dream Again』も、とても爽やかな楽曲だ。この曲でも4人は、"アイドルとして輝いていたあの頃の姿"を、ふたたびこの場に甦らせていた。そのうえで、強い意思を胸に、元気いっぱいに歌い、声を張り上げていた。「Le t's Go!!」と叫ぶパートでは、観客たちとの熱いかけあいも登場。4人がふたたび動きだしたからこそ、歌の通り、共に夢を追いかけていたあの頃の自分に戻って、新しい旅をまた一緒に始めたい。そんな気持ちに染めあげてくれたのが嬉しい。