セガから配信され、ランティスが楽曲制作を手掛けている『夢色キャスト』(略称:夢キャス)。
リズムゲームと恋愛シミュレーションが同時に楽しめるこちらのアプリ、2015年7月にリリースされてから1年余りで100万ダウンロードを達成。確実に人気と注目を集める一大コンテンツです!
ゲーム内で流れる楽曲はCD化もされており、イベントやグッズ、ノベライズ・コミカライズと大きく展開されています。
今回は、すでに『夢キャス』を楽しんでいる方には共感を、リズムゲーが苦手で『夢キャス』から遠のいてしまっている人へは、このアプリはリズム感等がなくても存分に楽しめる魅力的なゲームであることをお伝えしていきます。
『夢キャス』ってどんなゲーム?
まずはじめに、『夢キャス』のストーリーについて簡潔にお話します。
『夢キャス』は前述したとおり、リズムゲームと恋愛シミュレーションを同時に楽しめるアプリ。
登場するキャラクターたちはミュージカルの劇団“夢色カンパニー”に所属する役者たちです。
主人公は夢色カンパニーの脚本家。役者たちを支えていく中で、みんなで夢を追ったり、恋が生まれたりとドキドキも盛りだくさんです♪
ミュージカル上演としてリズムゲームをプレイし、キャラたちとの絆を深めていきます。
キャラもイケメンぞろい!
登場するキャラクターは“夢色カンパニー”に所属する7人の役者たち。王道の王子様からツンデレ、お色気キャラまでキャラの個性は様々。
メインストーリーではキャラ同士の絆や成長、目標に向かって奮闘する姿が見られます。
またキャラごとの恋愛ドラマを進めていくと、隠された本心や変化していく主人公への気持ちなどが垣間見え、リズムゲームなのにもかかわらず、キャラに感情移入してしまいます。
キャラのかっこよさ・かわいらしさはさることながら、CVの皆さんを見てお分かりの通り、本当に歌が上手い声優さんが勢ぞろい!!
アーティストとして活躍中、歌唱の多い作品に出ているなど、声優のお仕事の他に歌でも活躍している方が多く、とても聴きごたえがあります。
さらに、季節のイベントやミュージカルの演目ごとに様々な役になりきる姿が見られるのもこのゲームの魅力のひとつ!
戦国武将やバスケット選手、バンドマン、ピーターパンなど、キャラの印象にピッタリという役もあれば、「意外!!」という役もあって楽しめますよ☆
楽曲が秀逸すぎる!!
使用されている楽曲は7人全員で歌っている曲の他、演目のテーマに沿った曲やキャラソンがありますが、作詞は全て、『ラブライブ!』の楽曲などの作詞をする畑亜貴さん!
どの楽曲も演目の世界観や、キャラの深い部分までその魅力をリスナーに伝えています。
これまで演目曲やキャラソンが収録された3枚のCDが発売されており、アップテンポな曲からバラードまで、どれも本当にゲームの曲なの? というくらいハイクオリティでステキな曲です。
特にキャラソンは、表には出していない隠れた部分も歌詞に表現されていて、そのキャラの本当の気持ちがスッと入ってくるような、個性溢れた曲ばかり!
ここでは桜木陽向と朝比奈響也の名曲といっても過言ではない、ステキなキャラソンをご紹介。
◆桜木陽向 / 「硝子のシューズが似合わない」
陽向は少年のようなかわいらしさがあり小悪魔的な見た目ですが、元・天才子役だった過去があり、素直になれずにどこかで違う自分を演じてしまっているようなキャラ。
強がっているけれど本当は甘えたい、隠している気持ちを知ってほしいというメッセージが込められた歌詞が印象的。
CVの上村祐翔さんの柔らかくて透きとおるような歌声が、陽向くんが持つ二面性やギャップを歌詞と共に上手く引き出しているのではないかと思います。
◆朝日奈響也 / 「キミに誓った物語」
亡くなった両親が立ちあげた劇団を継いで主宰になった響也は、背負うものができても変わらずに「世界中の人を笑顔にできる物語を届けたい」という夢を追い続ける、爽やかな王子様キャラ。こんなにステキな人いる? というくらいの好青年です(笑)
キャラソンの歌詞には、仲間や主人公のことを大切に想っていること、主人公との出会いが劇団の夢を叶えることに繋がっているという想いが込められた、とても響也らしい一曲。
CVの逢坂良太さんの素直な歌声が、響也の真っ直ぐな性格を歌でも感じさせてくれています。
他の5人のキャラソンもそれぞれの想いが詰まった、つい聞き入ってしまうような曲ばかりです。キャラソンだけではなく、全員で歌っている曲や演目ごとの曲も繰り返し聞きたくなるはず!!
ますますキャラたちに魅了されてしまうことマチガイナシです♪
実際にCVの皆さんも『夢キャス』の大ファン。好きな曲のことをラジオなどで話していたり、他のキャラが歌う曲のこの部分が好き!! と、歌詞を見ないで歌えるほど(笑)
聴く側にとっても歌う側にとっても、夢キャスの楽曲は心を揺さぶるような魅力が溢れているとわかりますね。
楽曲を中心に夢キャスについてご紹介してきましたが、リズムゲーは苦手・・・という方でも(筆者もあまり得意ではありません)、比較的簡単に覚えられますし、ゲームをプレイすればキャストさんたちの素敵な歌声が聞けるので続けられるはず!!
恋愛ドラマもとても甘いストーリーなので、楽曲と一緒にキャラとの恋も楽しんでくださいね♪
(Edit&Text/倉橋つばき)
©SEGA/夢色カンパニー