もっとも多く風太郎の一番初めを奪ったヒロイン
『五等分の花嫁』を読み返してみると四葉だけが異常に風太郎の初めてになった回数が多いことが分かります。
◆風太郎が最初に判別できるようになった相手
『五等分の花嫁』の特徴としてヒロインが5つ子である事があげられます。そのため、主人公や両親でさえ、容姿で見分けることが困難であるとされています。
ですが、当然姉妹では見分けがついているようで、風太郎も徐々に見分けが付くようになっていきます。
第113話で風太郎は友人に一番初めに見分けが付くようになったのは誰だと話を振っています。風太郎は答えなかったのですが、『五等分の花嫁』を読み返してみると風太郎が一番初めに見分けをつけたのが四葉であることが分かります。
◆風太郎が5人の中で一番初めにデートに行った相手
風太郎は姉妹それぞれとデートをしていますが、1番初めにデートに行ったのは四葉になります。第36話で林間学校でのお礼として四葉とデートに出かける話があります。この話の前までは3人以上で出かけることはあっても2人で出かけることはありませんでした。
◆風太郎と一番初めに出会っている相手
第1話では、風太郎と初めに出会ったのは五月である描写がなされていますが、第14話で実は風太郎が幼い頃、ヒロインたちと会っているとされています。5人の中の誰とあったかは風太郎自身分かっていないのですが、第86話で、それが四葉であることが明かされています。
◆風太郎に一番初めて好きだと言った相手
四葉はほとんど風太郎をめぐる恋愛レースに参加していないように描写されていますが、意外にも1番最初に風太郎への想いを伝えたキャラクターなのです。
第21話で風太郎に協力する理由として「好きだから」と言っています。この後すぐに「嘘」と続くのですが、これは本当の想いを隠すための嘘でしょう。
第90話で四葉は幼い頃に風太郎と出会ったことを覚えており、ずっと風太郎のことが好きだったと回想するシーンがあります。このように第21話の好きだというセリフは彼女がずっと秘めていた風太郎への想いをこっそり伝えたシーンなのではないでしょうか。
これだけ初めてが多いのも四葉が花嫁であると決まっていたからと言えます。