<この記事にはTVアニメ『ワンピース』と原作漫画『ONE PIECE』のネタバレが含まれます。ご注意ください。>
ワラワラの実の能力でキッドを人質に取られてしまい、万事休すのキラー! しかし、まさかの機転でホーキンスに勝利した──!?
キッド海賊団の戦闘員のキラーと、百獣海賊団の真打ちバジル・ホーキンスの戦いがついに決着。ワラワラの実の能力でホーキンスを攻撃できなくなってしまったキラーでしたが、第1054話「相棒に死を!キラー決死の大博打」では思わぬ賭けに出たことで、窮地を抜け出しました。
◆笑いが止まらないキラーにホーキンスもドン引き!
ワラワラの実の能力者であるホーキンスがついに奥の手を明かしました。それがキッドの藁人形を身体に取り込んでいたという衝撃の事実です。これによりホーキンスを攻撃したくても、その攻撃は全てキッドに流れていってしまうことになります。キラーもキッドも万事休すの状態となりました。この事態でついにキラーは笑い出します。
忘れてはいけないのは、ここでキラーは笑いたくて笑っているわけではないこと。キラーは人造悪魔の実であるSMILE(スマイル)を食べた副作用によって笑う以外の感情を奪われている状態です。笑うような男ではなかったキラーが笑っているということは、ここでキラーは別の感情を抱いているわけです。
そして意外にもホーキンスはここで初めてキラーがSMILEを食べたことを知ったようで、キラーの豹変ぶりに改めて驚きます。流石にホーキンスもSMILEの危険性や卑劣さを知っているだけに敵でありつつも戸惑いの表情を浮かべているところに、どこか完全には百獣海賊団に飲まれてはいない印象もあります。キラーがここで怒っているのだろうと察してくれているのも元同胞ならではといえるでしょう。