『ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld』(以下、SAO アリシゼーション後半)は、公理教会での死闘から半年の歳月が経過した、ルーリッド村で再び始まります。
『SAO アリシゼーション前半』が始まったのも同じルーリッド村からです。しかし、前回と違うのはユージオがいない代わりにアリスがいること、そしてキリトが心神喪失であること。
アリスはキリトの世話をしつつルーリッド村で暮らしていたのですが、なにやら戦争の気配が……。
ここから『SAO アリシゼーション後半』が始まるのですが、その前に、半年も前に放送された前半のストーリーやキャラを忘れている人も多いハズ。
そこで今回は、10月12日から放送がスタートする『SAO アリシゼーション後半』を十分に楽しむためにも、前半ではどんな出来事があったのか、どんなキャラが登場してどのような活躍をしたのか、今一度おさらいしていきましょう!
『SAO アリシゼーション』における重要人物…この人たちを知っていれば大体のストーリーが分かる!
◆桐ヶ谷和人(キリト)
いわずもがな物語の主人公。脳に致命的な損傷を受け、治療のためアンダーワールドで生活をすることになりました。ダイブするにあたり前後の記憶を失っています。
『SAO アリシゼーション前半』では、アンダーワールドから現実世界へコンタクトを取るために整合騎士を目指すことに!
◆ユージオ
キリトが最初に転送された村(ルーリッド村)にいた樵の少年。キリトと出会ったことで彼の運命は大きく変わっていくことになります。
幼い頃、連れ去られた幼馴染のアリスにもう一度会うためにキリトと共に整合騎士を目指すことになります。
◆アリス
過去に禁忌目録に違反したために囚われてしまった少女? ユージオの幼馴染と同一人物であるはずが、なぜか記憶が無いようで……。
プロジェクトアリシゼーションにおいて重要な鍵となる存在。
◆アドミニストレータ
公理教会を支配し、アンダーワールドを実質支配している人物。アンダーワールドに存在するあらゆる魔法を使うことができ、シンセサイズの儀式では対象者の記憶を奪い自身の騎士へと変える力を持っています。
キリトの視点で物語の全てが分かる!…『SAO アリシゼーション前半』のおさらい
◆『SAO アリシゼーション前半』第1話~6話
脳に致命的な損傷を受けたキリトは治療のため第4世代フルダイブマシーン(ソウル・トランスレーター)を使用することになります。
前後の記憶がなくアンダーワールドに囚われたと考えたキリトは脱出を試みますが、一旦脱出を諦めた彼は、最初にいた村(ルーリッド村)で出会った少年ユージオと意気投合。その後キリトは、ルーリッド村の少女を助けるため、訪れた果ての山脈での冒険を機に剣士としての力に目覚め始めることに!
そして、ユージオは幼い頃教会に連れ去られた幼馴染アリスと会うため、キリトは運営と交信ができるシステムコンソールを使うために、最高司祭アドミニストレータに会いにいくことになります。
そして、キリトとユージオは共に整合騎士になるべく旅に出るのでした。
◆『SAO アリシゼーション前半』第7話~11話
整合騎士になるべく、ルーリッド村を出て2年が経っていました。修剣学院に入学したキリトとユージオは、尊敬できる先輩や頼りになる後輩との出会いなど様々な経験し、剣士として成長していました。
しかし、ある時、キリトとユージオは修剣学院の後輩であるロニエ、ティーゼの危機にアンダーワールドの法律(禁忌目録)を犯してしまう!!
整合騎士になるどころか犯罪者となってしまったキリトとユージオ。2人の前に現れたのはユージオの幼馴染のアリスでした。しかし、ユージオの知っているアリスとは違う様です。まともに話もできず、そのまま2人は公理教会へと連れて行かれることに……。
◆『SAO アリシゼーション前半』第12話~21話
アリスが変わってしまった原因を突き止めるため公理教会から脱出し、彼女と会おうとするキリトとユージオでしたが、2人の前に整合騎士が立ちふさがります。
絶体絶命の危機をアンダーワールドの秩序の維持を司る自律型プログラム(カーディナル)に助けられたキリトとユージオ。2人は公理教会最高司祭であるアドミニストレータの秘密を知ることとなります。
キリトとユージオはアドミニストレータを倒しアンダーワールドの秩序を取り戻すべく、アドミニストレータに記憶を奪われたアリスを助けるため、再び公理教会へ攻め込みます!!
キリトとユージオは数々の整合騎士との戦いの末、アリスの元までたどり着く……。しかし戦いの最中、キリトとアリス、ユージオはバラバラになってしまいます。
ユージオと離れ離れになりましたが、キリトはアリスと対話をする機会を得ました。妹の名前を聞き整合騎士のあり方に疑問を抱いたアリスは、アドミニストレータの封印の一部を解き放つ事に成功しました。
キリトとアリスは無事、公理教会へと戻ってきますが、そこには離れ離れになったユージオが整合騎士にされた姿で待ち構えるのでした……。
キリトは操られたユージオを助けるため、ユージオと剣を交えます。ユージオはキリトとの本気のぶつかり合いの末、自分を取り戻すことに成功します。
◆『SAO アリシゼーション前半』第22話~24話
全ての戦闘を終え、ついにアドミニストレータの前にたどり着いたキリト、ユージオ、アリス……。
しかし、アドミニストレータとの戦いの中でユージオは倒れてしまいます。キリトはユージオの剣を受け継ぎ2本の剣で、ついにアドミニストレータを倒しましたが……親友であったユージオを失った痛みは大きいようです。
アドミニストレータを倒しシステムコンソールにたどり着いたキリトでしたが、何やら現実世界の方でも事件が起きている様子……。
キリトは現実世界との交信を試みますが、現実世界の事件によりシステムがダウン、キリトは心神喪失状態となってしまいました。
『SAO アリシゼーション後半』重要キャラクター…物語をより楽しむために知っておいて欲しい登場人物
【アンダーワールド世界】
◆ベルクーリ・シンセシス・ワン
整合騎士の長であり、アンダーワールド最強最古の剣士。前半では敵だった最強の剣士でしたが、味方にすると心強いです。
◆ティーゼとロニエ
修剣学院の後輩であり、キリトとユージオに懐いていた少女たち。アリスがいない間、心神喪失のキリトの護衛を務めることになります。
【現実世界】
◆菊岡誠二郎
キリトにソウル・トランスレーターのテストプレイを依頼していた政府の役人。どうやら、プロジェクトアリシゼーションの重要な部分に関わっている人物であるようです。
◆アスナ
キリトの恋人である少女。意識不明のキリトの為あらゆる手段を尽くします。キリトのためならば、多少の無茶もこなすアクティブな少女で、キリトを思いアンダーワールド世界へダイブする事に……。
【アリシゼーション以前のキャラクター】
リーファ、シノン、シリカ、リズベット、全員が登場、活躍の機会が存在します。彼女たちのファンは見逃さないようにしましょう。
――アリシゼーション編は現実世界とアンダーワールド世界、両方のトラブルが同時に起こり双方に左右していく話です。現実では海外の組織がアンダーワールドのAIを狙い襲撃をかけてきます。アンダーワールドではダークテリトリーとの戦争に……。
キリトは心を取り戻すことができるのか? アンダーワールドはどうなってしまうのか?
原作史上もっとも長く、美しい物語と言われたアンダーワールド編最終章ついに開幕。
アンダーワールドの住人は人なのでしょうか? AIなのでしょうか?
人の心を持ったAIの結末は、あなたの目でご確認ください。
(Text/天乃ひる Edit/ポン・三暗刻)
◆CHECK!!
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©2017 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/SAO-A Project