<画像引用元:https://jujutsukaisen-movie.jp/ より © 2021「劇場版 呪術廻戦 0」製作委員会 ©芥見下々/集英社>
見事100億円という大台を突破した『劇場版 呪術廻戦 0』ですが、そんな絶好調の『呪術廻戦』が2月12日(土)に実施した舞台挨拶で、新たに嬉しいニュースを発表しました。
満を持して言うべきか、『呪術廻戦』のTVアニメシリーズの2期が2023年に放送されることを明らかにしました。
TVアニメ『#呪術廻戦』第2期 2023年放送決定!!
さらに原作者・芥見下々先生より劇場版大ヒットと第2期決定のお祝いイラスト&コメントが到着!そして、TVアニメ第1期が4/3より毎週日曜午後5時にMBS/TBS系列にて放送!また、2/23(水)19時~の特番もお楽しみに!
詳細はこちら▼https://t.co/SidBIxGfVE pic.twitter.com/MlWFoGuaHs
— 『呪術廻戦』アニメ公式 (@animejujutsu) February 12, 2022
すでに、原作を読んでいる人たちからは、映画の内容を観ていると、今後の展開も予感させるシーンなどがあり、かねてより期待は高まっていましたが、ついに正式に続編と放送時期が明らかになった形となります。
今から放送が楽しみ……と言う点は多くの人が思うところなのでしょうが、一方で“心配”という感情を抱く人も実はいるのではないでしょうか。というのも、実は『呪術廻戦』の制作を担当しているアニメーション制作会社・MAPPAはすでに『呪術廻戦』の2期の他にもすでに今後の展開を発表しているアニメーションが多数存在します。
何がすごいってその数もそうですが、一本一本の企画がしっかりビッグタイトルなところが恐ろしい話。『呪術廻戦』の他に、すでにMAPPAが発表している大型の企画をおさらいしていきましょう。
◆チェンソーマン
<画像引用元:https://chainsawman.dog/ より ©藤本タツキ/集英社・MAPPA>
MAPPAの直近での期待の声が特に強い作品が、『呪術廻戦』と同じく「週刊少年ジャンプ」にて連載されていたヒット作『チェンソーマン』でしょう。
チェンソーの悪魔であるポチタとの契約により、チェンソーマンとなった少年デンジが、デビルハンターとして活躍する姿が描かれます。
発表間も無く期待の声が高まったのもそうですが、直近で発表されたティザーPVでは、漫画ではおなじみの面々が美麗なアニメーションで滑らかに動く姿に興奮させられました。
最初にアニメ化が発表されてから間を空けての、2022年放送発表となりましたが、原作の第二部がジャンプ+で2022年の初夏より連載が始まるということも明らかになり、その時期に合わせてより詳しい時期の発表を期待したいところです。
◆地獄楽
<画像引用元:https://www.jigokuraku.com/news/detail/?news_id=49&info_page=1より ©賀来ゆうじ/集英社 ©賀来ゆうじ/集英社・ツインエンジン・MAPPA>
実は『チェンソーマン』とは別にもう一本、ジャンプ物のTVアニメの制作をMAPPAが担当することが発表されています。それがジャンプ+にて連載されていた、賀来ゆうじ先生の『地獄楽』です。2021年1月に原作の完結と共にTVアニメ化を発表しました。
江戸時代末期を舞台に、最強の忍である画眉丸と打ち首執行人の山田浅ェ門佐切が、不老不死の仙薬を持ち帰るべく、極楽浄土とされる島に向かうアクション作品です。『呪術廻戦』や『チェンソーマン』と同じくダークファンタジー要素のある作品なだけに、MAPPAといえばこの路線というのが定着していきそうです。
『地獄楽』の放送時期については2022年2月現在、発表されておらず、鋭意制作進行中であることが伝えられているのみです。
◆ゾンビランドサガ劇場版
MAPPAといえば漫画原作物だけにあらず、オリジナル作品でも大きな結果を残しています。それが2021年に第2期である『ゾンビランドサガ リベンジ』を放送した『ゾンビランドサガ』シリーズです。
ゾンビになって生き返った少女たちが佐賀県のご当地アイドルとして奮闘する姿を描いたコメディ作品ですが、放送もひと段落した2021年10月になんと映画化を発表し、『ゾンビなき戦い 佐賀復讐篇』なる“実写”の告知PVを公開しました。
TVアニメ『ゾンビランドサガ』の映画化なので、さすがに映画本編も実写にはならないでしょうが、この映画化については、内容や公開時期についての言及は2022年2月時点ではまだない状態で、映画化されることのみが発表されているだけです。
◆アリスとテレスのまぼろし工場
<画像引用元:https://maboroshi.movie/より ©Maboroshi Project>
MAPPAが発表している映画企画は『ゾンビランドサガ リベンジ』だけではありません。P.A.WORKS社制作の長編映画『さよならの朝に約束の花をかざろう』で監督デビューを果たした岡田麿里さんが、今度はMAPPAの元で、『アリスとテレスのまぼろし工場』という新たな長編アニメーション映画の監督を務めます。
岡田麿里さん曰く、曖昧な世界でもがく少年少女達が“恋心”を武器に運命と戦う物語となるそうですが、2021年6月の発表時点で完成はまだ先になることもコメントで合わせて明言しており、2022年2月現在も続報はなく、いつ頃観られるかはわからない状態です。
多くのアニメーション作品を手がけてきたMAPPAにとって、原作やTVシリーズもない完全オリジナルの長編作品は本作が初めてとなるだけあって、勝負の一本となりそうです。
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◆ユーリ !!! on ICE 劇場版:ICE ADOLESCENCE
そして、MAPPA制作の劇場版といえば忘れてはいけない一本が、『ユーリ!!! on ICE 劇場版:ICE ADOLESCENCE』です。2016年に放送され大人気作となったフィギュアスケートを題材にしたアニメ『ユーリ!!! on ICE』に続く劇場版です。
実は企画の発表自体はここに挙げているいずれの作品よりも早い2017年には明らかになっており、当初は2019年の公開を発表していたのですが、当初の計画より大幅な作品内容のスケールアップを図ることを理由に延期を発表し、さらに2020年11月には改めて公開時期について皆様にまだご報告できる段階に至っていない、という旨の発表をしています。
あれから一年以上が経過し、2022年2月現在も未だ続報がない状態ではありますが、そろそろ何かしらの続報を聞きたいところではあります。
――このようにすでに、MAPPAの2022年以降の制作ラインナップは、ビッグタイトルがまだまだ多数控えている状態です。2022年はその他にも、現在放送中の『進撃の巨人The Final Season (Part2)』や、4月より放送が発表されているTVアニメ『ダンス・ダンス・ダンスール』、8月からは全世界同時配信が発表されているNETFLIXシリーズ『賭ケグルイ双』なども控えており、MAPPAのラインナップの充実ぶりが異様な量となっています。
今回の『呪術廻戦』の新シリーズの発表は嬉しい反面、これらの既存の発表企画と共に捌き切れるのか、というのは各アニメシリーズを楽しみにしているファンには心配となるところ。昨今、1クールに対する全体のTVアニメの量の過多も叫ばれているだけに、制作量や企画の品質にアニメーション制作会社が溺れてしまうようなことにならない様、余力を持てるスケールでの制作体制で臨めていることを祈ります。
〈文/ネジムラ89〉
《ネジムラ89》
アニメ映画ライター。FILMAGA、めるも、リアルサウンド映画部、映画ひとっとび、ムービーナーズなど現在複数のメディア媒体でアニメーション映画を中心とした話題を発信中。缶バッチ専門販売ネットショップ・カンバーバッチの運営やnoteでは『読むと“アニメ映画”知識が結構増えるラブレター』(https://note.com/nejimura89/m/mcae3f6e654bd)を配信中です。Twitter⇒@nejimakikoibumi
©賀来ゆうじ/集英社・ツインエンジン・MAPPA
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