◆もはやその死はネタあつかい!『ドラゴンボール』よりヤムチャ
『ドラゴンボール』のヤムチャの死はもはや公式からもネタにされ、パロディが生まれるほどです。
ヤムチャの死亡フラグが立ったのは「サイヤ人編」。サイバイマンと戦うときに「オレにやらせてくれ。ここらでおあそびはいいかげんにしろってとこをみせてやりたい」とクリリンに言ったのはあまりにも有名です。
この死亡フラグとは裏腹に、はじめはヤムチャがサイバイマンを圧倒します。死亡フラグを回避したのかと思いきや、サイバイマンがヤムチャに抱きつき自爆。ヤムチャも巻きこまれて亡くなってしまうのでした。
この時にやられたヤムチャの姿は「ヤムチャしやがって」と呼ばれるになり、「無理をしやがって」という意味で使われるようになりました。
そして、あまりの人気ぶりに、この時のヤムチャの姿はフィギュア化してしまうほど。
その後、アニメ『ドラゴンボール超』では、セルフパロディとして再びこの姿が登場しました。
仲間も再びこのヤムチャの姿を見て「この格好見覚えが……」と言っています。ヤムチャのこの死亡フラグは公式からも愛されていますね。
また、昨年に放送されていた『ぼっち・ざ・ろっく!』でもパロディとして登場します。
最近の「ヤムチャしやがって」はこの姿を思い浮かべる人も多いのでは? 公式やファン、たくさんの人から愛される死亡フラグです。
──キャラの死亡を予感させる死亡フラグ。それはモブキャラを人気キャラクターにのし上げることもあれば、感動シーンに誘うことも。死亡フラグはネタにされることもありますが、物語を盛り上げるには大切な要素といえなくもありません。
〈文/林星来 @seira_hayashi 編集/乙矢礼司〉
※サムネイル画像:Amazon.co.jpより
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