かわいい絵柄のアニメは絵のタッチから、日常系や平和なストーリーを期待してしまいますが、中には期待を裏切りホラー作品や鬱展開が待ち受けていることがあります。次の3つの作品も絵柄とストーリーのギャップから、多くの視聴者にトラウマを残しました。
◆日常系かと思いきや「ゾンビ作品」──『がっこうぐらし!』
<画像引用元:Amazonより>
『がっこうぐらし!』はゾンビ作品にも関わらず、第1話が放送されるまでホラー要素を隠していたため、アニメで初めてこの作品を知った人はかわいい絵柄とのギャプにショックを受けたといいます。
『がっこうぐらし!』は、ゾンビに埋め尽くされた世界で懸命に生きる少女たちを描いた作品です。
ゾンビものらしい設定ではありますが、この作品はゾンビと戦う姿を中心に描くのではなく、ゾンビがはびこる世界で生きる少女たちの日常を中心に描かれており、そのためか絵柄は日常系を彷彿させるかわいい絵柄で描かれています。
この作品のアニメは第1話の放送が終わるまで徹底的にホラー要素が隠され、当初発表されていたキービジュアルも4人の少女が学校の階段で座っているかわいらしいものでした。
さらに、アニメ第1話ではストーリーの終盤までゾンビが登場せず、放送終了後、「ゾンビ作品だとは思わなかった、怖すぎる」「かわいい絵柄からは想像できない内容」と絵柄とのギャップに驚く声や、思わぬホラー展開に恐怖する声がSNSに多く投稿され話題になりました。
また、この作品はゾンビに襲われるホラー要素だけでなく、親しい人が亡くなり追い詰められる人間の心理なども描かれており、恐怖だけでなく気持ちをえぐられトラウマになった人もいたようです。
なお、第1話の放送を終えたあとは、キービジュアルがホラー要素を含んだものに差し替えられたり、第1話のオープニングではいなかったゾンビが第2話以降のオープニングで描かれたりと、ホラー要素を含んだものに変わっています。