◆ファンから「世界一優しいウソつき」と呼ばれる男──『コードギアス』よりルルーシュ
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最終話でルルーシュが計画した「ゼロレクイエム」の真実が明らかになり、彼はファンから世界一優しいウソつきと呼ばれることとなりました。
ルルーシュは当初から妹のナナリーのために優しい世界を作ろうとしており、そのために祖国ブリタニア帝国へ反逆を起こしていました。
しかし戦いの中、数多くの命を奪った彼は、当初から主張していた「撃っていいのは、撃たれる覚悟のある奴だけだ」の言葉通り、自身の命と引き換えに優しい世界を作る「ゼロレクイエム」を計画します。
この計画は彼がブリタニア帝国の皇帝となり、さまざまな政略で自身に憎しみを集めた後、ゼロに姿を変えたスザクに自身を討たせることでした。そうすることで、憎しみの連鎖を断ち平和な世界を築こうとしたのです。
この計画の全容は最終話でルルーシュがゼロによって命を奪われる直前に明らかになり、多くの視聴者を驚かせたと同時に感動を呼び「これは泣ける……」「神回すぎる」と話題になりました。
最終回のあとは、彼が一部の者以外に計画を隠していたことから、ファンは彼を「世界一優しいウソつき」と呼び始めます。
なお、その後、『コードギアス』の10周年記念で映画『コードギアス 復活のルルーシュ』の制作が発表され、2019年に公開が始まりました。
この作品ではルルーシュが生きていることが明らかになり、最終回から約10年後にその事実を知らされたファンからは喜びの声が上がりました。