◆ 強く見せているけれども……『悪ラス』よりアイリーン
<画像引用元:https://akulas-pr.com/story/ep04/ ©永瀬さらさ・紫真依/KADOKAWA/悪ラス製作委員会2022>
アイリーンは、公爵家の一人娘。婚約中だったセドリックに婚約破棄されてショックを受けます。悲しみが引き金となって前世の記憶を思い出すと……、彼女が現在いる場所は、前世で好んでいた乙女ゲームの中であり、その中のキャラ・悪役令嬢に転生したことに気づくのです。
元婚約者の異母兄弟であり魔王のクロードがラスボスとなってバッドエンドを避けるため、魔王のクロードにプロポーズするという大胆な行動力を持っているアイリーン。
そんな彼女は周囲から、とても強く、責任感があると思われているハズ。しかし、本当のアイリーンは悪役令嬢のイメージとは真逆のか弱い部分を持っているのです。
作中、l第1話でもあったように元婚約者のセドリックに心無いことを言われてしまったり、周囲から勘違いされたことでさらに評判が悪くなってしまっていても、自ら言い返すようなことはせずに受け入れてしまいます。
悪役令嬢ということで諦めてしまっている部分を持っていたのかもしれません。しかし、魔王のクロードに心の奥に抱え込んでいた弱い部分に気づかれた際に、アイリーンが涙するシーンがありました。
悪役令嬢ゆえに強いイメージを持たれてしまいますが、彼女も弱い部分を持っているため溜め込んでしまっていることもたくさんあるハズ。このように強くありながらも弱い部分を抱え込んでいるため、側で仕えて守ってあげたいと思わされてしまうかもしれません。