かわいい女の子を見ると癒やされますよね!
たくさんのアニメが毎期毎期放送されている昨今、ちょっと時間ができた際に何かアニメを観ようかなーと思っても、多すぎてどれを観ればいいのかわからなくなる時ってありませんか?
特に今はニコニコ動画やDアニメなど、テレビの放送を見逃していても後からいくらでも視聴ができるという素晴らしい時代。だからこそ、何か新しくアニメを見る時に何を基準にするか悩むこともあるのではないでしょうか。
今回紹介させていただくのは「制作会社からアニメを選ぶ」方法!
その中でも今回は、「かわいい女の子が多い」「日常系が多い」「さっくりと視聴できる」という特徴が多いアニメを制作されている「動画工房」をピックアップしたいと思います!
動画工房とは?
まずは動画工房の概要について。
数あるアニメ制作会社の中で1973年に設立された歴史ある会社なのですが、「シャフト」や「京都アニメーション」「J.C.STAFF」など、作風に特徴がある制作会社と比べると少々知名度が高くない印象のある動画工房。
というのも、動画工房は創業以来他社制作のアニメ・映画の下請けを多く行っている会社だったために、アニメファンには元請け作品の多い会社よりも知られる機会が少なかったのです。
しかし2007年に『Myself ; Yourself』のアニメ制作の元請けになったことを皮切りに、年間3〜5作品の制作を受けるようになっていき、後述の作画レベルの高さも相まって知名度も上がってました。
また下請けを行っている作品も、ジブリアニメや映画版ポケットモンスター(アニメ版は2002年まで)など人気作品が多く、長年アニメ界隈の“縁の下の力持ち”と言えるポジションなのです。
『恋愛ラボ』『月刊少女野崎くん』など日常系、とりわけ4コママンガ原作のアニメ制作が多く、作画も薄めのタッチで印象深いものではないのですが、かわいい女の子は徹底的にかわいく描かれており、一つ一つの動きも丁寧に作られていることから根強い人気を得ている、注目の制作会社なのです!
下記で紹介するアニメ以外で有名な作品としては『ゆるゆりシリーズ』『干物妹!うまるちゃん』『多田くんは恋をしない』などが挙げられます。名前を聞いたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今季放送中のアニメは『わたてん』
上記の通り、年間3〜5作品を手がける動画工房。最近は1クールごとに1作品の制作を行うことが多いようです。
今季放送中のアニメは『私に天使が舞い降りた!』(略称、わたてん)というコミック百合姫発の作品。
主人公の大学生星野みやこが、小学生の妹ひなたの連れてきたクラスメイトである白咲花に一目惚れし、なんとか仲良くなれるように四苦八苦するというのが主なストーリーなのですが、登場人物がそれはもうかわいい子ばかりなのです。
登場するひなたのクラスメイトの花以外にも、隣に引っ越してきた姫坂乃愛、学級委員を務めている種村小依や小之森夏音の小学生らしいドタバタ劇がなんとかわいいいことか!
百合作品ではあるものの濃厚(いわゆるキスなど)な描写は無く、ニヤニヤして観られるものばかりなので、百合系をあまり知らない方でも気にせずに視聴できるので、まだ観られていない方にもオススメです。
筆者は特に小依ちゃんと夏音ちゃんのマイペースなやり取りが愛らしくて大好きです……。
まさに『わたてん』は、最初に述べた「かわいい女の子が多い」「日常系」「さっくりと視聴できる」にぴったりなのです。
筆者も最初は全く知らなかった作品だったのですが、ふと観てみようと思って第1話を視聴したら、みんなのかわいさにうっかりハマってしまいました。
アニメはAmazon PrimeやAbemaTVなどで後からでも視聴できるので、気になった方はぜひご覧くださいませ。
その他のオススメのアニメは?
動画工房が制作されたアニメのうち、「かわいい女の子が多い」「日常系が多い」「さっくりと視聴できる」に当てはまる作品で特におすすめなのは
・『NEW GAME!』
・『未確認で進行形』
・『うちのメイドがウザすぎる!』
などを挙げたいです。『うちのメイドがウザすぎる!』は前期に放送されたアニメですね。
『NEW GAME!』は日常系ではあるものの「ゲーム会社で苦難に立ちつつも主人公の涼風青葉が成長するストーリー」が含まれていて、ただ日常を謳歌するだけではない見応えのあるお話。
『未確認で進行形』もラブコメ要素とギャグ要素(というより主人公夜ノ森小紅の姉、紅緒の変態っぷり)のブレンド具合が良く、見ていて飽きを感じさせない仕立てになっています。
『うちのメイドがウザすぎる!』は個人的にコメディだと思って観ていました(笑)。主人公、鴨居つばめの「初潮を過ぎた女子には興味がない」の一言でだいたい予想は付きそうですが、もう一人の主人公高梨ミーシャが、少しずつ変態のつばめに辟易しつつも塞ぎがちだった心を開いていく姿に、ちょっとうるっと来ます。
――今回は「制作会社からアニメを観る」という視点から、動画工房をご紹介しましたが、こうやってまとめてみるとアニメ制作会社毎に作風や作品の傾向が似たりするなど、面白い特徴があるのだなって分かりますね!
観たいアニメがパッと思い浮かばない時は、このように「制作会社」だったり「担当された監督」など、少し違う部分からアニメを探すのも一興です。
また今年4月には、KADOKAWAのコミックNewtypeで連載中の『世話やきキツネの仙狐さん』の放送が決定しており、動画工房が制作を担当されます。現代社会に疲れた全ての人に届けたい、甘やかし系ラブコメディ! とのことで、かわいい子に癒されたい皆さん、これは要チェックですよ!
(Edit&Text/頭皮ぱっしょん)
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