来年の1月26日に映画が公開される『機動戦士ガンダムSEED』ですが、キラやアスランといったパイロットが活躍を見せる中、『ガンダム』シリーズ最強の操舵手と呼ばれる腕前を見せて人気を集めてたモブキャラや、あまりにも人気を集め、モブからレギュラーキャラに昇格したキャラクターもいます。彼らは作中でどんな活躍を見せたのでしょうか──?

◆アークエンジェルが沈まなかったのはこのキャラのおかげ?──アーノルド・ノイマン

 アークエンジェルが沈まなかったのは、アーノルド・ノイマンが操舵手だったためと、放送当時のインターネット掲示板では、たびたび話題になることがありました。

 ノイマンは地球連邦軍の士官で、アークエンジェルの操舵手です。地球連邦軍は『機動戦士ガンダムSEED』の第1話でザフト軍のG兵器強奪作戦により多大な犠牲者が出ますが、ノイマンはそんな中でも生き残った数少ない生存者。

 生き残ったノイマンはアークエンジェルの操舵手を務めることになりますが、彼の操舵手としての腕前はファンから『ガンダム』シリーズの最強の操舵手といわれるほど。そのためか、アークエンジェルが不沈艦と言われるのはノイマンのおかげだと、ファンの中でささやかれています。

 そんなノイマンが最強の操舵手としての実力を見せたのが、『機動戦士ガンダムSEED』第23話の「運命の出会い」です。

 アークエンジェルはモラシム隊に弱点をつかれ、水中用モビルスーツ、ゾノから攻撃を受けますが、艦長のマリュー・ラミアスは水中の敵を撃つため、ノイマンに艦隊を360度回転させるバレルロールを命じます。

 全長420mあるアークエンジェルを重力下でバレルロールさせるのは不可能に近い神業ですが、ノイマンはバレルロールを行い見事に成功させました。

 そのほかにも、「回避!」しか言わないマリューの指令に応え続け敵の攻撃をかわしたり、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』では突如目の前に現れた敵の攻撃を、艦隊を90度傾けることにより回避する離れ業を見せたりしています。

 そんな彼ですが、126日に上映予定の劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の予告では登場していないうえ、アークエンジェルが沈みそうになっている姿が描かれていたことから、ファンの中では「ノイマンが船に乗っていないからアークエンジェルが沈みそうになっているのでは?」とSNSで話題になり、彼の登場を心配する声が上がっています。

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