◆残酷な真実が明らかに!最悪の世代たちの対決

 一方で、こちらも久しぶりの登場となったキラーとホーキンスの対決も描かれます。二人とも最悪の世代に数えられる者同士の戦いであり、意外な対戦カードとなりました。

 ワラワラの実の能力で体格は圧倒的にホーキンスのほうが上なのですが、マトが大きいからこそなのか、キラーの斬撃は当たっているようです。ホーキンスは能力によって、身体に宿した身代わりの藁人形がそのダメージを受け流すのですが、このままでは藁人形のストックもなくなってしまうよう。それでも余裕そうな素振りを見せるホーキンスでしたが、それもそのはず、驚きの事実がこの後に判明します。

 ホーキンスが身体に宿していた、身代わりの藁人形。実はその中にキッドの人形も含まれており、キラーの与えたダメージは、キラーにとって船長であるキッドに移っていくことが明かされました。キッドは一時期、百獣海賊団に囚われていたこともあるだけに、百獣海賊団が藁人形を人質として保険をかけておくのは必然。この事実が明らかになった途端、ホーキンスの余裕そうな言動にも納得がいきます。

 また、その事実をキッドに攻撃が少し入り出した途端に明かすのがホーキンスのいやらしいところ。四皇のビッグ・マムを相手にするここぞという場面で違和感を感じ始めるキッド。その場を引き受けたキラーにとっては、ここでホーキンスを野放しにできない一方で、攻撃を与えればキッドにダメージが行き渡ってしまうという、どうしようもない決断を迫られます。

 ただでさえ、ビッグ・マムに通用するかもわからないキッドに対して、思わぬ逆境が立ちふさがります。キッドとキラーの絶体絶命のピンチが明らかになったところで、今回の描写は終わります。

関連する記事

※タイトルおよび画像の著作権はすべて著作者に帰属します

※無断複写・転載を禁止します

※Reproduction is prohibited.

※禁止私自轉載、加工

※무단 전재는 금지입니다.