「かわいいアーニャ」と超能力犬・ボンドのコンビに大注目！TVアニメ『SPY×FAMILY』第13話はいきなり東西平和の危機!?【最新話レビュー】
◆「アーニャん家」を知っている謎の犬
一方で、譲渡会場ではしゃいでいたアーニャは、会場外を通りがかったボンドに目をひかれます。エスパー能力が反応して、犬が持つ「フォージャー家」のビジョンが飛び込んできたのです。
こっそりボンドを追いかけるアーニャですが、忍び込んだ先は、賑やかな譲渡会とは打って変わって寂れた廃墟に繋がれた犬たち。
なんとそこは、学生テロリストの拠点でした！ 見つかってしまい大ピンチのアーニャを助けてくれたのは、先ほど出会ったボンド。数秒後に電話がかかってくることを察知し、学生たちが呼び鈴に驚いた隙に脱出に至りました。
犬さんの心を読むと、そこに何故か自分の家族が⁉️
好奇心で、犬さん追いかけたら、悪者の話聞いてしまって、大ピンチ❗️
でCM‼️原作の犬さんの心を読む時の、枠線が吹出しの尻尾っぽくなる演出が地味に好きなシーンでした。
アニメも緊張感伝わるテンポ‼️先が気になる……#SPY_FAMIRY pic.twitter.com/tGy1gJv0vG— 林士平（りんしへい） (@SHIHEILIN) October 1, 2022
拠点から逃げ出すシーンで注目したいのは、そのアングルとボンドの足音。
犬の低い視線から全速力で階段を駆け下りるシーンは迫力満点。原作でもハラハラするシーンでしたが、よりボリュームたっぷりに演出されています。また、ボンドの「タシッタシッ」という足音も、意外に力強く印象的です。
そして、このタイミングでアーニャはボンドが「未来がわかる」超能力者だと核心。動物が未来予知をできたとしても、当然ながら言葉を交わすことはできないので、今後アーニャの「心を読む」超能力の活躍も期待できます。
アーニャとボンドの心が通った瞬間は、白い背景にゆっくりとした動きで2人だけの世界を表現。そこから「スターライトアーニャ」を目指すキラキラした描写へと移り変わるのも、アニメならではといえるでしょう。
◆ヨルが来たからもう安心!?「アーニャさんに結婚はまだ早いです！」
その頃のヨルはというと、譲渡会場でアーニャを見失い、誘拐されて結婚させられるのではないかと大パニック！
テロリストたちに追われるアーニャたちを発見し、殺し屋モードで突撃！ ゴムボールのように派手に吹っ飛ばされたテロリストメンバーに、首謀者キースもさすがにあ然となってしまいます。
「アーニャさんに結婚はまだ早いです！」
一方で、アーニャをしっかりと抱きかかえる姿には、すっかり「母親」が定着した雰囲気もうかがえます。
──次回は「MISSION:14 時限爆弾を解除せよ」。まさかアーニャが爆弾を解除するのでしょうか？ そしてエージェントとして活動するロイドは果たして無事に生還できるのでしょうか!? 次回の展開も見逃せません！
〈文/mizuno 編集/水野ウバ高輝〉
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