アニメ2期が絶賛ON AIR中の『ラブライブ!サンシャイン!!』。
2018年4月27日と28日の二日間、函館アリーナにてライブが開催されることが発表されています。
Aqoursはこれまで1stライブ、2ndライブツアー等を行ってきました。
多くのイベントで曲やダンスを披露してきたAqoursですが、函館アリーナで予定されているライブは、なんと初のユニットライブ。ライバルであるSaint Snowの出演も決まっているなど期待が高まります。
Saint Snowが送るユニットライブ『Saint Snow PRESENTS LOVELIVE! SUNSHINE!! HAKODATE UNIT CARNIVAL』が2018年4月27日,28日に開催決定!12/20に発売される挿入歌シングル第2弾「Awaken the power」にチケット最速先行抽選申込券が封入されます!#lovelive pic.twitter.com/CN1t1sAb6O
— ラブライブ!公式 (@LoveLive_staff) 2017年12月2日
アニメでは見られない設定ですが、Aqoursは3人ずつに分かれユニットを組んで、曲をリリ-スをしています。ユニット曲は過去に行われたライブでも必ず歌われており、ラブライバーのみなさんには欠かせないお馴染みのものでしょう。
Aqoursのユニット曲は、まだ2ndシングルまでしかリリースされていないため、曲数も片手で数えられる程度ですが、みなさんは全曲しっかり覚えていますか?
各ユニット1曲ずつですが、CDとしては通常販売がされていないものがあります。
それはアニメ1期のBD全巻購入特典として封入されている曲です。
ライブだと2ndライブツアー名古屋公演の二日目(ライブビューイングなし)と、神戸公演一日目(ライブビューイングあり)の2公演のみで披露されました。
そこで本記事では4月に控えた“HAKODATE UNIT CORNIVAL”に向けて、各ユニットのBD全巻購入特典曲に関して紹介と、曲に込められたメッセージなどを考察していきたいと思います。
CYaRon!はPrintempsを継いだユニット。それが表れた「P.Sの向こう側」を考察
CYaRon!(シャロン!)は高海千歌、渡辺曜、黒澤ルビィで構成されたユニットです。
ここでは、アニメ1期BDゲーマーズでの全巻購入特典曲である「P.Sの向こう側」と合わせて紹介していきます。
CYaRon!は 、その見た目や1stシングルの「元気全開」や、2ndシングルの「ハッピーエンド」と曲名からも分かるように、アイドルとして王道的な明るさを持つユニットです。
前作ラブライブのPrintempsのコンセプトも、「王道乙女系ユニット」でしたが、似ているのは雰囲気だけではなく、2年生二人(千歌と曜、穂乃果とことり)、1年生一人(ルビィ、花陽)というユニット構成。
しかもスクフェスの属性まで一致しているなど、とにかく共通点が多めとなっています。
そんなCYaRon!の「P.Sの向こう側」ですが、歌詞はひとつの物語となっています。一部を以下に抜粋します。
どうしてるかな 君は今ごろ
誰と過ごしてるの?「お元気ですか?」 書いてみたけど
次の言葉が探せないでもいつかいつかね
また会える気がするからさ
気のせいかもね最後にひとこと オマケみたいに
伝えておこう
「どうもありがとう」
このように、P.Sの向こう側は遠く離れている想い人に対して手紙を書く切ない歌であり、元気なイメージのCYaRon! からは考えられない失恋ソングとなっています。
この点からもCYaRon!とPrintempsはよく似ていることが分かります。
PrintempsはリリースされたCDのB面「UNBALANCED LOVE」、「NO EXIT ORION」など、そのほとんどが失恋ソングとなっていました。
「P.Sの向こう側」を聴くことでCYaRon!がPrintempsを継いだユニットであると改めて感じられます。
Guilty Kiss「Guilty Eyes Fever」はライブに向け、改めて復習しておきたい1曲!!
Guilty Kiss(ギルキス)は桜内梨子、津島善子、小原鞠莉で構成されたユニットです。アニメ1期BDアニメイトでの全巻購入特典曲である「Guilty Eyes Fever」と合わせて紹介していきます。
ギルキスはロックやメタルといったアップテンポを基底とした曲が多くなっています。そのためコールやクラップなどが入りやすい曲が多く、“HAKODATE UNIT CURNIVAL”でも大いに盛り上がることが期待できます。
特に「Guilty Eyes Fever」は「私たちについて来い!!」といったメッセージがより強く込められており、“HAKODATE UNIT CURNIVA”(函館に行けなくても、全国の映画館でライブビューイングあります)に参加希望のラブライバーの方は4月までにぜひ知って、また復習しておいてもらいたい限りです!
そんな「Guilty Eyes Fever」「Guilty Eyesで恋に落ちて!!」という歌詞から始まり、その後すぐにコールを要求されるハードな曲でもあります。
先ほど紹介したCYaRon!が失恋テイストなのに対して、ギルキスの楽曲からは「好きと言わせてやる」といったような、強気な姿勢が歌詞からも伝わります。
Shut down 二人だけの世界へ
他はいらないってくらい 好きだよと 言わせてみたい
私は正直なの 目を見なさい
またギルキスのメンバーでもあり、桜内梨子役の逢田梨香子さんは10月に行われた“LIVE & FUN MEETEING”の大阪公演では以下のように「遠慮せずみんなで歌おうね」とツイートを残しています。
LIVE & FAN MEETING 〜 Landing action Yeah!! 〜2日間3公演無事終了しました!
いいスタートが切れたんじゃないでしょうか☺️
みんなで歌った「Landing action Yeah!!」最高だったよ!!!🌈
遠慮せず大声で一緒に歌おうね!! pic.twitter.com/Atgevdd6xJ— 逢田梨香子 (@Rikako_Aida) 2017年11月5日
大阪ファンミのラスト曲として歌われた「Landing Action Yeah!!」はキャストとラブライバーが合唱することを公式は推奨していましたが、この曲があまり浸透していなかったためか、現地は思ったよりも静かなものとなってしまいました。
逢田さんはそのことに関して、ぜひ一緒に盛り上がろうと呼びかけたのがこのツイートになります。
「Guilty Eyes Fever」もラブライバーが一緒になって盛り上がるための曲のひとつであるので、4月までに抑えておきたい1曲と言えます。
ラブライバーのみなさんには改めて「Guilty Eyes Fever」を知り復習することで、ギルキスの世界観に浸り盛り上がってもらいたいと思います。
浦ラジジャック用の曲として作られたAZALEA「LONELY TUNING」
AZALEA(アゼリア)は、松浦果南、黒澤ダイヤ、国木田花丸で構成されたユニットです。アニメ1期BDソフマップでの全巻購入特典曲である「LONELY TUNING」と合わせて紹介していきます。
AZALEAは三年生2人と一年生の中でも落ち着きがある花丸で構成されているため、大人な魅力があります。それはキャストにおいても同じで、ライブやイベントにおける安定感は高いと言えます。
「LONELY TUNING」は『浦の星女学院RADIO』のジャック用に作られた曲です。
他2曲とは異なり、制作秘話が唯一明かされている曲になります。
『浦の星女学院RADIO』(浦ラジ)は毎週水曜日に更新されている『ラブライブ!サンシャイン!!』の魅力を伝える公式放送。
この『浦ラジ』ですが、普段は高海千歌役の伊波杏樹さん、黒澤ダイヤ役の小宮有紗さん、津島善子役の小林愛香さんの3人をパーソナリティとして放送中です。しかし定期的に行われているユニット対抗戦で勝利したユニットはラジオをジャック(1カ月ほどの間パーソナリティになれる)できるイベントがあります。
ユニット対抗戦はスクフェス感謝祭や浦の星女学院生放送と呼ばれる公式の生放送等を通じて、ユニットごとに色んなゲームを行い、得点を競うというものです。
第1回は2016年の5月から6月にかけて行われ、他ユニットを寄せ付けない圧倒的な差を開きAZALEAが勝利しました。
「LONELY TUNING」は第2回ユニット対抗戦の間に作られた曲であり、前回AZALEAが圧倒的な力を見せたため、公式も「またAZALEAが勝つだろう」と思ったのでしょうか? ライブでもイベントでも安定感のあるAZALEAですので、ラブライバーの皆さんも同じように思っていたことでしょう。
しかし、結果はギルキスの勝利でした。では制作秘話を知った今、歌詞の一部を見てみましょう。
DJナイト DJナイト
大好きだった
happyナイト happyナイト
あの曲たち
流そう 流そう 早く届けてわたしの声が 聞こえてますか
チューニング合わせて
わたしに合わせて
私はこの曲を初めて聴いたときには、まさか浦ラジジャック用に作られた曲とは考えてもみませんでした。
しかし制作秘話を知り、改めて歌詞を見ると納得。次のユニット対抗戦ではなんとしても勝利を収め、ラジオにてこの曲を聴かせたいですね。
(Edit&Text/宮木昴)
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