アニメは様々な形で視聴者を癒やしてくれます。その中でも、キャラクターの声で癒やされている方は多いのではないでしょうか。
特に日常で聴くことがあまりない「甘々ボイス」は、聴いているだけで癒やされますよね。そういった点から、甘い声でキャラクターを演じてくれる声優さんを追っかけてアニメを選んでいる方も多いかもしれません。
冬アニメにもとろけるような甘々ボイスを披露し、多くアニメファンを癒やしている女性声優さんたちがいます。
そこでここでは、冬アニメにて甘々ボイスでファンを魅了する女性声優さんを4人ピックアップ。紹介させていただきます。
◆聴き慣れている声とのギャップが萌の極み! 『リゼロ』2期よりエミリア役 高橋李依さん
<画像引用元:http://re-zero-anime.jp/tv/story/ より引用掲載 ©長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活1製作委員会©長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活2製作委員会>
『Re:ゼロから始める異世界生活』2nd season(略称、リゼロ2期)においてエミリアを演じる高橋李依さんは、『からかい上手の高木さん』の高木さん、『Fate/Grand Order』マシュ・キリエライト、『この素晴らしい世界に祝福を!』のめぐみんなど、キレイ目のお姉さん役や、元気な女の子を演じることが多いイメージの声優さんです。
高橋さんが普段演じているエミリアは、18歳くらいの外見の少女。そのため「え? エミリアが甘々ボイス?」「ん~ちょっと違うんじゃないか」と思う方も多いかと思います。しかし、ここで取り上げさせていただくのは、過去エピソードに登場する幼い頃のエミリア。そちらに注目していただきたいです。
『リゼロ』2期では、1期より大きく物語が進み、ついに謎であったエミリアの過去が明かされます。そこで登場した幼い頃のエミリアは、可愛すぎるとTwitter上で話題になりました。
幼い頃のエミリアを演じるのは変わらず高橋さん。しかし、その声は聴き慣れているエミリアの声とは異なり、子供らしいあどけなさや愛らしさが際立つ甘々ボイスでした。その普段とのギャップに多くの視聴者がメロメロ。
「同じキャラでここまで年齢の違いを出せるなんてビックリ!」
と大好評でした。
幼い頃のエミリアの甘々ボイスを聴けるのは、現時点ではアニメ2期の過去編だけ。貴重なシーンをお見逃しなく!
◆思わずほっこりしてしまう愛らしい声 『はたらく細胞!!』より血小板役 長縄まりあさん
<画像引用元:https://hataraku-saibou.com/1st/story/?story=13 より引用掲載 ©清水茜/講談社・アニプレックス・davidproduction>
長縄まりあさんは、幼い系のキャラクターを演じることが多く、甘々ボイスはお手の物。『小林さんちのメイドラゴン』のカンナ役や、『女子高生の無駄づかい』ロリ/百井咲久役、『アズールレーン』のラフィー役など、その手の声が好きな人にはたまらないキャラクターを長縄さんは多く演じています。
『はたらく細胞!!』の血小板ちゃんも、長縄さんにピッタリの甘いボイスが特徴のキャラクター。
血小板ちゃんは『はたらく細胞!!』の中でも、高い人気を誇るキャラクターで、2期に当たる今季アニメでもその人気は健在。その人気の高さは、Googleの画像検索において、血小板と検索すると専門的な画像ではなく、本作の血小板ちゃんが多数ヒットするほどです。
血小板ちゃんを演じる長縄さんの声は、ピュアさを強く感じられる甘々ボイスであり、聴いているだけで癒やされます。血小板ちゃんを演じることができるのは、長縄さんしかいない! と強く思わせるようなハマり役となっています。
◆ちょっと気弱な甘々ボイスがたまらなく可愛い! 『無職転生』よりシルフィ役 茅野愛衣さん
<画像引用元:https://mushokutensei.jp/story/3/ より引用掲載 ©理不尽な孫の手/MFブックス/「無職転生」製作委員会>
儚い可愛さのある甘々ボイスが好きな方にオススメしたいのが『無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜』(以下、無職転生)に登場するシルフィことシルフィエット、演じるのは茅野愛衣さん。彼女は清楚なキャラや、物静かなキャラを演じているイメージが強い声優さんです。力強い声にも定評があり、『この素晴らしい世界に祝福を!』のダクネス、『弱キャラ友崎くん』の菊池風香、『ソードアート・オンライン 』シリーズのアリスなども茅野さんが演じています。
『無職転生』において、茅野さんが演じるシルフィは主人公の幼馴染。ハーフであるため、幼い頃から虐められてきたシルフィは、オドオドした気の弱そうな女の子として劇中に登場します。
そんなシルフィの甘々ボイスを語るうえで注目してほしいのが、「震えた声」と「無邪気な声」。
茅野さんの演じる震えた声は、視聴者の庇護欲を掻き立てるような甘々ボイス。シルフィの「やだ~」というセリフには、何度も聴きたくなる甘美な響きが込められています。もしかすると、このセリフを聴くためにシルフィをいじりたくなった視聴者もいるかもしれませんね。
茅野さんはシルフィの自信のなさを声で表現し、どこかに消えてしまいそうな儚いイメージを視聴者に与えています。
一方で、無邪気な声は、茅野さんの演じるキャラクターに多い、透き通るような声のこと。「できたーできたよー」と喜んでいるセリフには、幼い故の純真さを感じ癒やされてしまいます。シルフィのはしゃぎまわる姿に、ほんわかした視聴者も多いのではないでしょうか。
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◆コスプレじゃなくても可愛さ健在!癖のあるセリフと甘い声のミックス 『おとなの防具屋さん』より魔王役 えなこさん
<画像引用元:https://ganma.jp/g/anime/otonabougu/story11.html より引用掲載 © 斐宮ふみ/COMICSMART INC./おとなの防具屋さんII製作委員会>
えなこさんは、二次元と三次元両方に愛されるコスプレイヤーとして大活躍中。コミックマーケットなどのコスプレ会場に降臨し、毎回大きな話題になるほどの大人気コスプレイヤーです。
そんな大人気コスプレイヤーとして多くの方々に愛されているえなこさん。今季アニメ『おとなの防具屋さん』では声優に挑戦、魔王役として出演し甘々ボイスを披露しています。
えなこさん演じる魔王は、名前も役職もそのまま魔王。作中では、おとなの防具を売るお店で主人公たちと一緒に生活する魔族の女の子として登場します。おとなの防具を販売する店ということで時々、扇情的な防具を着てくれることもありますが、ビジュアル的にあまり色気のあるタイプではなく、どちらかと言えば可愛さが売りのキャラクターです。
そんな魔王の魅力の一つは、セリフの語尾に「〇〇ナリ~」と付けてしまう癖。その独特のセリフとえなこさんの愛らしいボイスが合わさり、甘々な魅力を醸し出しています。
次回予告のナレーションでは、魔王の癖がふんだんに登場。10秒ほどの短い予告ナレーションですが、聴けば聴くほど癖になってしまいます。「おっぱー」という癖の強い挨拶と「来週も装備しちゃうゾ」という決めゼリフ、そして、えなこさんの甘々ボイスに毎週癒やされること間違いなしです。
――高橋李依さん演じるエミリアは、少し甘えてくる感じの声が好きな方、長縄まりあさん演じる血小板ちゃんは、甘いピュア声が好きな方に、茅野愛衣さん演じるシルフィは、守ってあげたくなるような少し儚い声が好きな方、えなこさん演じる魔王は、少し癖のある話し方だけど可愛い声が好きな方にオススメです。
日々の生活の中に癒やしを求めている方は、ここで紹介した女性声優さんたちの演じるキャラクターの甘々ボイスを聴いてリフレッシュしてみてください。
〈文/天乃ひる (@amano_hiru)〉
TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』オフィシャルサイト
©長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活1製作委員会 ©長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活2製作委員会
©清水茜/講談社・アニプレックス・davidproduction
©理不尽な孫の手/MFブックス/「無職転生」製作委員会
© 斐宮ふみ/COMICSMART INC./おとなの防具屋さんII製作委員会