◆「いもむしパン」を勘違いするちいかわが愛おしい!
<画像引用元:『ちいかわ』アニメ公式Twitter(@anime_chiikawa)より ©ナガノ/ちいかわ製作委員会>
ハチワレのおうちでダンボールをテーブルにして、もくもくと絵を描いているちいかわ。すると、急に「ねぇねぇねぇッ、食べる? いもむしパン」とハチワレに聞かれたちいかわは蝶々の絵を描いていたこともあり、思わず芋虫を想像してしまっては顔をしかめてしまいます。
芋虫と思い込んでしまっていることでちいかわは、首を横に振っていらないことを伝えると「いいの?」といい、もう一度ちいかわに聞いてくれるハチワレ。ちいかわが首を縦に振らないことを確かめて「じゃあ食べよっかッ」とうさぎに向かって伝えると、待っていたかのようにうさぎが飛び上がります。
実は、ちいかわが芋虫だと思っていたものは……芋蒸しパンだったのでした!
うさぎとハチワレがおいしそうに「この四角いお芋、おいしいッ」と呟きながら芋蒸しパンを食べている様子に、ようやく芋虫は勘違いだったと気づくちいかわ。すると、少し恥ずかしそうにしながら2人に近付くちいかわに何か言うことなく「うん! 食べよ食べよッ」と、ちいかわに気づいて受け入れてくれるハチワレなのでした。
— ちいかわ💫アニメ火金 (@ngnchiikawa) September 21, 2021
YouTubeでは
「やっぱり食べるの?とか聞かないですぐ『うん食べよッ!』って言ってくれるハチワレの優しさ好き」
「ちいかわが芋蒸しパンを芋虫パンと勘違いしているのがかわいい」
「芋蒸しパンを芋虫パンと勘違いしちゃうちいかわもかわいいけど、ちいかわの分を食べずに取っておいてるハチワレとうさぎが尊い」
「ちいかわの分の芋蒸しパンをちゃんと残すハチワレとうさぎの優しさが染みる」
「ちいかわの分を当たり前に残してあるのがハチワレの優しさ」
「いつもなら物凄い速さで食べるうさぎがちいかわの分手を出さないの、ホントそういうところも好き」
といったコメントをファンは残していました。
──どれほど仲が良くて大切に想っていたとしても相手のささいな変化などには気づけないことが多く、何か言われなければ困っていることにも気づけないもの。そのため、いくら大切に想っていても相手に寄り添えなかったり見逃してしまうこともあります。
ですが、今回のハチワレのようにちいかわが間違いだと気づいたとき、すぐに声をかけてあげることはなかなかできることではありません。多くの時間を一緒に過ごして相手のことを理解し、困っていたらお互いに助ける強い想いを抱いているからこそ、言葉を発する前に気づいてあげられたのでしょう。
また、いつもはたくさん食べてしまううさぎも「ちいかわの分!」と分かっていたからこそ欲張ることなくちいかわを待っていたように感じ、このように互いに思い合える3人の関係に憧れてしまいますね。
〈文/柳瀬蓮 @_prince0807_〉
元キャバ嬢ライター。脚本、エッセイ、アニメ以外では主にスピリチュアルや恋愛について、さまざまなメディアで執筆中。赤髪やピアスで派手な見た目をしているものの中身はふわふわしている人。誰かを傷つけてしまわないような記事を心がけています◎。10年の夜職経験を生かし『アニギャラ☆REW』では「アニメで学ぶ恋愛術」を連載中。