あいくるしい

元々はキュートアイドルの佐久間まゆと小早川紗枝による、アニメのBD&DVDの特典、“346Pro IDOL selection Vol.3”で発表されたユニット曲。

2016年10月の『デレステ』イベントでは「メンバーが出演するドラマの主題歌」という設定となり、上記の2人に加え、ドラマの主演に抜擢される水本ゆかり、三村かな子、速水奏が参加する5人ユニット曲になりました。

こちらはバラード調のゆったりとしたラブソングなのですが、Cメロで歌われる歌詞などを見ると、あえて平仮名で「あいくるしい」と表される理由がわかってくると思います。

なお上記のイベント内のドラマでは、各5人の配役には「愛」についての設定があるのですが、奏はなんと「愛を失った少女」という役!

主人公のゆかりは「愛を知らない」役で、紗枝は「愛を伝える」、まゆは「愛を信じている」、かな子は「愛に包まれている」役と、4人と比べると一つ先の経験をしているようなポジションでした。愛を失った17歳って…。

Nocturne

元はクールアイドルの高垣楓と川島瑞樹の成人アイドルによる、アニメのBD&DVDの特典“346Pro IDOL selection Vol.1”で発表されたユニット曲。

2017年4月の『デレステ』イベントでは、新田美波、松永涼といった大人っぽい2人(美波は19歳、涼は18歳で、奏は最年少)とともに参加するクール組の5人ユニットで登場しました。

アップテンポなダンスミュージック音楽に乗った大人のラブソングであり、上記の通り成人と大人っぽさのある3人のイメージにぴったりな音楽です。

なおニコニコ大百科では、5人のうち3人の声優がソロ名義でCDデビューをすでに果たしており、歌唱力の高い声優が揃ったことから「Vo値(Vocalの数値)の暴力とすら呼べるメンバー」と書かれるほど。

参照サイト
Nocturne(アイドルマスター)(ニコニコ大百科)

なお『346Pro IDOL selection 』の全5曲は全てイベントで5人ユニットとして登場するのですが、このうち2曲に参加するのは奏と先述の小早川紗枝だけ!

また紗枝は「あいくるしい」のオリジナルメンバーであるため、2曲とも追加メンバーとなったのは奏のみという異例っぷりとなりました。

秋めいてDing Dong Dang!

『アイドルマスター シンデレラガールズ劇場』2期の11月エンディングで使われた『THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS LITTLE STARS!シリーズ』で、アナスタシア、佐々木千枝、北条加蓮、新田美波、速水奏の5人によるユニット曲。

『シンデレラガールズ劇場』関連の楽曲は『デレステ』には入っておらず、発売されたCDにもドラマパートはないため、結成の意図などは不明です。

クール属性だけで組まれたユニットですが、テーマは「紅葉」でありビッグバンド調の音楽である点から、クール曲では珍しくどちらかというとパッション曲寄りになっています。

共通するのは「愛」と「大人」

アイマス 速水奏
画像引用元:アイドルマスター シンデレラガールズ 速水奏 LiPPSver. ビッグ缶バッジ 販売元:Gift

奏が参加した楽曲の中では「お願い!シンデレラ」、「Near to you」、「秋めいてDing Dong Dang!」を除いた5曲には、全て“愛”に関する曲が勢ぞろいでした。

また純粋に「あなたのことが大好き」という直接的な表現ではない点や、これはクール曲全般にも言えますが、大人っぽさゆえの表現など、少しひねりが加わった「単純ではない」楽曲のようにも思えます。

奏はゲーム内でも詩的(一部のクール属性に見られる「蒼い子」)な面もあり、一筋縄ではいかない子ですが、だからこそ表現するのが難しい「あいくるしい」、「Nocturne」にも起用されたのかもしれませんね。

今後の彼女は何を奏でてくれるのか、イチプロデューサーとしてこれからも追い続けてまいります!

(Edit&Text/頭皮ぱっしょん)


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